[遭遇]
「おい新人、集中しろ。」
「あ、はい」
この作戦は少人数体制で行われている。全部で4人だそうで、リーダー・ラッチ・ライル・クレイドがメンバーだ。クレイドとライル。リーダーとラッチで行動をして、現在ターゲットを探している。
「先輩。よく慣れてますね。なんか、その、行動の仕方とか。」
「当たり前だろ。信念を持っているからだ。」
「信念?」
その瞬間ライルは壁に激しく押し付けられた。そしてクレイドがライルを睨みながら言った。
「お前気抜けてんな。朝から見てるがずっとそうだ。」
「う...」
「俺はバグのせいで彼女が死んだ。だから必ず殺してやる。そういう信念がある。お前はなんで入った。気抜けてるなら邪魔だしどっかいけ。死ぬぞ本当に。ラッチと仲良しごっこしてるがいいさ。」
そういいライルは押し付けられるのをやめられた。そしてまた路地裏を歩き出しているとバーチャリアリティーが反応した。
[おーいライルークレイドさんと仲良くやってるか?]
「あ、ああ!」
[ならよかった。こっちはまだ見つけられてない。何かあったらまたこっちに連絡しろよ。]
「OK。わかった」
「...本当に大丈夫かあの二人、、雰囲気からしてまずい感じだったぞ。」
「大丈夫だろうラッチ。お前は心配しすぎだ。」
「はぁ。スンマセン」
「ん?血か?」
地面に赤いしみがついている。結構血だとしたら時間がたっているだろう。
「古いっすね...ここ周辺にいるとは考えずらいけど...」
「あたりにもないか探すぞ。ラッチ。」
「...道が分かれてるな。おい新人お前は右側行け。俺は左側を行く。何かあったら必ず連絡しろ。分かったか。」
「了解しました。」
ライルは右側を歩き始めた。不気味なほど静かだ。
「...前みんなでタバコ吸ってた時はこんな静かじゃなかったんだけどなぁ、、」
そういってライルは座り込んでしまった。
「リーダー。血をたどっていくと広い場所出ちゃいましたけど。」
「ああ...変だな。ん?ラッチ。横に細い小道がある。行くぞ。」
「暗いっすねぇ」
リーダーとラッチは進んでいった。進んでいると何やら水みたいなものがはねた。
「なんだこれ、水たまりか...?うぇ!血だ!」
「進むぞ...」
進んだ先にはぐちゃぐちゃにされた暴走族の死体があった。体の内部は引き裂かれ、バラバラになっている。
「なんだよ...なんだよこれ...」
「ぐ、まだ血が新しい。周辺を探すぞ!」
「ああ...ん?...マズいぞ。」
「どうしたんだラッチ。」
「ん?ラッチからだ。はいこちらライル。」
[おいライル!今お前どこにいる!]
「どこって、分岐点の右側っすね。」
[急いでその場を離れろ!急げ!]
「え、なんで?」
その瞬間ライルの横にある細い小道から足音が聞こえた。
[血があるからそれを追っていたらさぁ。]
コッ、コッ、コッ足音が近づいてくる。ライルは恐怖のあまり棒立ちしてしまっている。
[お前たちが向かってった方角に血が辿っているんだ!]
足音がどんどん近づいてくる。どんどん
[逃げろ!走れ!]
暗闇の中から、バケモノが出てきた。グラズアームだ。
「;@~-?@$」




