[人喰いバケモノ]
「ここが本部。現在ハンターになった人は16名くらいかな。意外と少ないかもだけどまだ結成してから一年もたってないから。ハハ」
「はぁ、、、」
ライルと男は本部につき、今は入り口。もう書類もできているらしい。
「あ、名前言うの忘れてた。僕ラッチ!変な名前だけどよろしくー!」
「よろしくっす、、、」
「なんか元気ないね。どうしたんだ?」
「あ、、いや、、色々なことが起きすぎて、ちょっと疲れてるのかも、、あは」
「ふーん、、、」
ラッチはハンターの中だと2,3番目に強い人物だ。新人を探していたところちょうどライルに出会ったらしい。この後はコスチュームを装備するらしい。
「コスチュームなんてつける必要あるんですか、?」
「バーチャリアリティーで通信通話するの。ハンターは戦闘の時、ナビゲーションシステムで他のハンターに他人の状況を聞いたほうがいいからね。それに、オーバーヒート対策。」
「え?政府はアプリには基本的反対してるはず、、政府の団体なら駄目じゃないんですか?」
「市民の平和を守るならって理由で良いことになってる。」
「へー、、、、」
「コスチュームには色々な種類がある。ガン・アーム・ソードなどなど。ライルの好きなのを決めな」
(そんな急に言われても、、、アームでいっか。)
「じゃあアームで。」
「了解ー。あとは上に挨拶しに行くだけだ。」
「上、、、、リーダーみたいなもんか、、」
「まあそんな感じだ。行くぞ。」
-------------------------------------------------------------------------------------
「お坊ちゃま。朝からそんな寝坊しないでくださいませ、、、今日は誕生日というのに、、」
「ん、、、」
高級なベットに高級な窓。一部屋マンションワンルームくらいある豪邸はハイブリッジの家だ。リーダーは布団の中にくるまっている。
「うるさいなぁ。朝食はいらない。」
「しかし、、、シェフがもう用意していますよ。」
「要らないと言ったらいらないんだ。しつこく言わないでくれ。君はさあ、なんで要らないといったのにもう一回"しかし"で話しかけるんだ。無言でOKなんだよ。」
「、、、、、わかりました、、」
「君、パパはいるかい。今日は僕の誕生日だ。」
「、、、、お仕事に行かれました。お母様もお仕事に。」
リーダーは少し声を震えさせて執事を部屋から追い出した。少し止まった後その瞬間ベットを思いっきり叩いた。
「誕生日くらい、、、祝ってほしいよな、、」
-------------------------------------------------------------------------------------
「失礼します。ウェイドさん。連れてきました。」
ライルはそのウェイドという奴のオーラに圧倒されてた。
「、こ、、こんにちは、、、、」
「君がライル君かね?」
「は、、はい、、、」
ウェイドは机の上に手を置き、ゆっくりと話し始めた。
「ラッチから聞いたと思うが、バグは正体不明のバケモノだ。」
「はい、。」
「君は生き物を殺すのに苦手意識はあるか?」
「え、、まあはい、、、」
「今後君はハンターとして働いてもらうのだが、覚えてほしいものがある。」
「はぁ、、」
ウェイドは少しライルを睨みつけ言った。
「バグを生き物としてみるな。」
「、、!」
「子供のころ、アリを潰したことがあるだろう。アリを潰すのと同じだ。バグには容赦するな、ガンで撃ち殺し、アームで内臓飛び出るまで殴り、ソードでめった刺しに切る。このことが君はできるか?」
唾をライルはごくりと飲んだ。そして言った。
「、、はい!」
そういうとウェイドはにやけて言った。
「分かった。これからよろしくだ。ライル君。」
「、、よろしくお願いします、、、」
ライルとラッチは部屋を後にした。その時ライルは息を吐きながら言った。
「なんすかあのオーラ。正直怖くてヤバかったっす、、」
「大丈夫。あの人は信頼できるし、面倒見もよい。ああ見えるけどとても良い人だよ。」
「だといいですけど、、、、、、」
「おお、おおお、おお!!カッコいい!!」
「似合うじゃんかライル君コスチューム!」
全身のベースは黒。青色の細い線がスーツの全体を巡っている。腕のところは重そうに見えて軽い。シューズには跳躍力がアップするようになっている。落ちた時の衝撃に備えれるようにも設計されてる。
「わお、、なんかワクワクしてきたっす!これならラクチンにバグ倒せるかもっす!」
「あはは、そうだといいけどね。」
-------------------------------------------------------------------------------------
ハンターには衣食住を管理してくれるらしい。マンションは手配してあるらしく、ライルはマンションの部屋の中に座っていた。
「ここが俺の住処かあ、広いし最高だ!いい先輩にも会えたし、仕事も害虫駆除と覚えれば簡単だそうだし、ついてるぞ、、!」
そういった瞬間スピードとエリックが頭をよぎった。
「、、ついてるのか?あいつら死んだんだぞ、、何言ってんだ俺、、馬鹿が、、エリックは俺をかばって死んだ、スピードは、、どうやって死んだのかな、、?」
そう思っているとバーチャリアリティーが反応した。
「はい?なんですか?」
[招集だ。急いできてくれ。なるべく早くな。]
(うわぁ、、、凄そうな人たちだなぁ、、)
コスチュームを着て本部に到着したライルは初めて見る仲間に動揺を隠せなかった。異様なほど静かだった。ラッチが声をかけた。
「おーい。ライル!今からリーダーが話をする。聞いとけよ。」
(リーダー、、、、)
「えー、まず紹介からいこう。今日から俺らと一緒に働く、ライル君だ。ライル君。何か一言」
「え、あの、よ、、よろしくお願いします、、、」
「今日のターゲットはこいつだ。」
バーチャリアリティーで動画を映し出し始めた。真っ暗な路地裏から大きな悲鳴が聞こえてくる。それと同時にとある男が喋りだした。
[ハァ、、ハァ、、ちくしょうなんなんだあいつ!なんだあの化け物!う、、うわぁぁぁあぁぁ!]
とてつもなく大きな叫び声をあげ、動画は終わった。そしてリーダーが話始めた。
「最近路地裏に出始めた新しいバグだ。名前は"グラズアーム"人を食らいそれを燃料にしている奴だ。つい前にライル君と遭遇している。さあ、殺しに行くとするか。」
「イエッサー!」
ライルのハンターとしての初任務が、今始まった、、、、、、




