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ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第1章 冒険者ギルド編

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40 アリバイ大事

リンちゃん、実力はあるんです!猪突猛進‼

シロフクロウ、可愛い‼モフモフしたい~。モフモフ…

「ねぇねぇ、見つけた変な魔力についてだけれど魔物だったら討伐して、食べられそうな奴だったらお土産にする!魔道具だったらカッパーさんに渡せばいいよね。オーラ国の人間だったら、多分話せば分かってくれると思うんだ!」


「分かった。今の方針で行こう。リンだったらおおよそ所要時間は1時間くらいだろうから、俺たちはギルド内で仕事している。ソヌスを連れて行けば、どのくらい役に立つか全員が分かるだろう。戻るタイミングでフェリスへメッセージを送ってみてくれ」

「分っかりました!ソヌス、よろしくね。行ってきまーす」


リンさんとソヌスの姿が消えた。

「こほん、表向きは『ノヴァプロジェクト』の会議なので、議事録を作成しました」

「「「「リリーさん、いつの間に?」」」」


「シロフクロウをモフモフしたついでに、サクッと作成しました。第1回目なので、顔合わせは本当の事ですし、後はお互いの職業での危険性などの情報共有をしたという事でまとめておきましたので、確認してください。もし誰かにプロジェクトについて聞かれたときに答えが一致していないと困りますから。皆さん、覚えてくださいね」

にっこり。

「「「「はい・・・」」」」


あれ?なんか、全員の声が元気が無い感じ?でも設定は大事だし、本部監査とか入ったりするかも知れないからね。架空プロジェクトによるギルド資金横領などと冤罪を掛けられかねないから、しっかり証拠固めしておかないとね。


「リンさんには、この後に説明します。S級冒険者だから、きちんと理解してくださると思います」

にっこり。

皆さんが、『ノヴァプロジェクト第1回会議議事録』の内容を頭に叩きこんでいるときだった。


「メッセージが届いたにゃん。『ギッルド長~!盗賊っぽい恰好をした10人の騎士を捕獲です!どうします?そっちに連れて帰ります?ついでに、囚われていた人たちも保護したよ!』」

リンさん、ちゃんとソヌスを経由してメッセージを送ってくれたみたい。良かった~、これでまた超遠距離念話を送ってきたら、またタイパンさんの拳骨制裁だったかもしれない。

「騎士クラスが10人も来るのはおかしいな。無抵抗の状態でギルドの犯罪者隔離・懲罰エリアに連れてこられるか?情報を吐き出してもらおうじゃないか。保護した人たちはギルド経由で自宅に送り届けよう」

『分っかりました~!あと5分くらい後に連れて行くから、受け入れ準備お願いしま~す!』

読んでいただき、ありがとうございました。

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