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最強の騎士、転生しても最強の騎士。  作者: 普通の人間
王宮騎士育成学校編
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王宮騎士育成学校⑩

昼休みを終えた俺らは、次の3、4時限の剣術をやるために、少し離れた訓練所に行った。


「ここには訓練所もあるのか。」


「ええ、ここは騎士になる為の学校ですもの。」


ターシャはそう俺に教えてくれた。


しかし、まだ俺は全貌を知らない。


入学式や学校のパンフレット等を見ていないからだ。


徐々に分かっていくだろう。


そして訓練所の前に着いた。


訓練所の扉は鉄製だ。


黒いその色は、この学校が長くからある事がよく分かる。


俺らはその重々しい扉に手を触れた。


ギギッ、ギギギと扉は音を鳴らしながら開けると、訓練所はそこそこの広さがあった。


まるで昔にあった闘技場並だ。


実際観客席などはある。


「広いな…」


「ええ、近くで見てみると広いわね。」


「ふええー!おー!音がはね返ってきますですぅ!」


リリムはアレとして、訓練所はA組が単体で使うにはとても広い感じがした。


ザイガ先生が訓練所の中心に立っていた。


俺らやクラスのみんなもザイガ先生の元に行った。


「よおーし。お前ら、全員来たか?」


ザイガ先生は辺りを見渡した。


「よし、みんな揃ってるな。これから剣術の授業をするぜ!」


ザイガ先生はニヤっとしながら言った。


「まずは皆腰にある剣は帯刀してあるか?」


クラスのみんなは各々帯刀してある事をザイガ先生は見た。


「よしっ!大丈夫な!誰か持ってないって言ったらめっちゃ困ったぜ!」


ザイガ先生は笑いながらそう言った。


もし剣を忘れたら…と考えたくないな。


剣は絶対忘れないしな。


「それじゃ、お前らにまず剣術の基礎の構えを教えるぜ。俺の真似をしてくれよ?」


ザイガ先生はそう言いながら剣を抜き、剣先を左肩の前に、左足は一歩後ろに下げた。


そしてどこかは現れたか分からない的に目掛けて剣を振った。


そしてザイガ先生が剣を腰に戻すと、スパッと的は綺麗に2つに裂けた。


「これが一番基本の構え方と振り方だ。お前らもよしやれ!」


1人の生徒が、


「あの、的って何処にあるんですか?」


そう聞くと、


「ああ、この施設は自動的に的を作り出してくれるだ。だから適当な方向に剣を降ってみろ。必ず当たる。」


どうやら魔力(マナ)を使って的を自動生成しているのか。


今の技術も侮れないな。


昔の技術でも的を自動生成、いや兵士を自動生成出来た気がする。


「ザイガ先生、的は自動的に作られるようですが、何を使って作っているんですか?」


俺はザイガ先生に聞いた。


「ああ、確か昔からあった歴史的な物(レガシー)が王都に献上されたから、ここに寄付したそうな。」


「ありがとうございます!」


俺は一礼をした。


やはり歴史的な物(レガシー)か。


歴史的な物(レガシー)とは、1000年前に作られた物、または人類が栄える前の楽園の時代に作られた物の事である。


楽園の時代は、神が栄えていたとされる時代とされる。


神はその後人間を創造し、天上の世界に行った。


その後人間の繁栄が予想以上になった為、これではいずれ自分たちが滅ぼされると思った為、奴らは人間に牙を向いた。


まあ、何が言いたいがいうと、今の技術じゃ作ることは出来ないもののことだ。


それはともかく。


「よし、みんなもさっきのをやってくれ!」


そうザイガ先生が言ったらみんなさっきの構えを取り始めた。


しかし複数を除いて。


「はっ!バカバカしい!」


1人の男子生徒が鼻で笑いながら言った。


この男子生徒の名は、ガンマと言う。


身長は175ぐらいで、赤髪オールバック。


顔はヤンキー系ながらも顔が整っている。


細身ながらも筋肉はだいぶあり、多分どこかしらのお坊ちゃんって感じがする。


それでなきゃ15、16そこいらでそんな筋肉はないからな。


ガンマはA組の問題児と言われている。


まず制服が整っておらず、着崩している。


また他のクラスから、物をカツアゲしてるとか。


要するに悪い噂の絶えない人物って事だ。


「ほぉ、お前はガンマ、だっけか。」


ザイガ先生は少し目を細めた。


「よお、ザイガ先生、覚えてくれてたんだ。良かったぜ、もしかしたら覚えられてなかったと思ったぜ、アハハ!」


「アハハ!」


「アハハ!」


ガンマは取り巻きの2人と笑った。


それもわざと大きな声を出して。


「何故そんなに面白いんだ?」


「ええ?だってよ、あんたの今教えたのってさ、5歳とかの時に普通やるぜぇ?こんなぬるいぬるい授業なんてやってられるかよ。」


ガンマは授業を馬鹿にした。


これでザイガ先生を挑発する気だったのだろうか。


しかし、ザイガ先生は。


「はあ、A組にも手間のかかる生徒っているもんだなぁ…だるいぜ。」


ザイガ先生は欠伸を1回しながら言った。


ガンマは挑発に返されるのが弱いのか、それとも自分が馬鹿にされたのかが気に食わなかったのか、


「てめぇ…俺様のことバカにしやがって…!」


怒りの表情でザイガ先生を見ていた。


「はあ、なら俺も試合、するか?」


ザイガ先生はガンマに試合を申し込んだ。


「ああ、上等じゃねぇか…!」


ガンマはにやけながら言った。


まさかのクラスの問題児VS最強の戦士(ザイガ先生)の試合が決まったのだった。






▲△▲△▲







「よぉし、事前にルールは作っとくか。」


「ルールだと?」


「おう。ルールがないとこれは試合ではなくただの戦場の戦いと一緒だ。一応授業の一環だし、な。」


ザイガ先生は目を細め、少し殺気を出した。


この殺気を受けたガンマは、少し驚いたが、


「ああ、いいぜ。ルールを作ってくれよ、先生。」


ニヤッとしていた。


普通はニヤッとするもんでは無いが、ほれ、他のクラスのみんなを見てみろ。


少しすくんでる子とかいるぞ。


ガンマは根っからの戦闘狂なのか、と思ってしまった。


いや、本当の戦いを知らないただのお坊ちゃんか。


本当の戦いをしれば、こいつなんて戦場から逃げ出すかもな。


ザイガ先生は少し考え、そして考えが纏まったのかガンマに向かって言った。


「そうだな、ルールはまず、ガンマは取り巻きの2人も使ってもいい。」


「てめぇ、舐めてんのか?」


ガンマは少しキレていた。


「いや別に舐めちゃいないよ。それで、私は剣を振らないよ。」


「どういう事だ?」


「だから、ガンマを切らないよって事だ。次に、っと。」


ザイガ先生は円を描き始めた。


半径は5メートル位か。


「この円を出たら負けな。それでどうだい?」


「…いいぜ。やってやるよ!行くぞ、フウガ!ライジ!」


取り巻きたちの名前は少し太っていて背が高い見た目の方がフウガ、小さくて痩せ型なのがライガ、というらしい。


初めて知った。


まあ、関わらない人達だったから、名前を覚えていなかった。


そして円の中に4人とも入った。


ザイガ先生はさっきやった基本の構え、ガンマや取り巻きたちは独特の構えをとった。


「そんなんで剣が振れるのか?」


「うるせぇな、誰が何しようと勝手だろう?」


「はいはい。じゃあ、ウィータ。」


「は、はい!」


突然俺を呼び出したザイガ先生。


俺はザイガ先生の前に行った。


「要件は?」


「審判を、頼めるか?」


「大丈夫です。」


そう言うとザイガ先生は俺の耳元で、


「お前が転生者ってことは一応ラファから聞いてるぜ。」


そう言って俺の肩を叩いた。


マジかよラファ。


まあ、あの強さに説明がつかないって職員室で揉めたのだろうか?


それでラファがばらしたってことなのか。


そういう事にして欲しい。


それで俺は円の外に立ち、


「えっと、それじゃ、ザイガ先生とガンマチームの試合を行います。両者準備は大丈夫ですか?」


ザイガ先生はコクっとした。


「大丈夫だぜ、ってお前は誰だ?弱いやつそうだな、アハハ!」


「アハハ!」


「アハハ!」


まさかの俺すらもバカにしてきた。


俺は少し驚いたが、ため息を一息吐き、


「それでは、試合を開始してください!」


そして両者の試合が始まった。

書きたいことが多すぎて内容が上手く進まない…w

文章力もっとみがけるように頑張ります。

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