表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「あなたには無理」と蔑まれた魔力1の令嬢、泥臭い努力と剣技で宮廷大学を首席突破する!~選抜戦で優勝した落ちこぼれ、魔人復活の危機に本物の【聖女】へと覚醒する~  作者: みーしゃ
第一部 王立宮廷大学を目指そう!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

104/105

104. エピローグ&プロローグ

 皆さま、これまでカテリーナの物語を温かく見守り、応援してくださり本当にありがとうございました!

 今回のお話で、第一部『王立宮廷大学を目指そう! 』が堂々の完結となります!

 最終話の内容は、第一部のエピローグであり、同時にカテリーナの次なる出来事へと繋がる第二部のプロローグにもなっています。

 カテリーナたちの未来や、この先の続き(第二章)をまた皆さまにお届けできるよう、色々と構想はすでに練っております!

 今後、カテリーナがどうなっていくのか、どうぞ最後まで見届けていただければ幸いです!

 宮廷大学の卒業式が終わった。


 三年間の大学生活では、数え切れないほどの出来事があった。

 喜びも、驚きも、悲しみも――今となっては、その全てがかけがえのない思い出でだった。


 空を見上げながら、カテリーナはゆっくりと学内を歩いていた。


「カテリーナ」


 後ろから声を掛けられ、振り返る。


「ヨアニス?」


「卒業記念に、ちょっとしたイベントがあるんだけど」


「えっ? 何それ? 私、何も聞いてないよ?」


「うん。だって、カテリーナへのサプライズだから」


「私に? えっ、何なの?」


 困惑するカテリーナを見て、ヨアニスは悪戯(いたずら)が成功した子どものように笑った。


「みんな待ってるから、十五分後に大学の裏庭へ来て」


「う、うん……分かった!」


「じゃあ、また後で」


 そう言い残し、ヨアニスは裏庭へと駆けていった。

 その背中を見送りながら、カテリーナは自然と、この三年間を振り返る。


「何かしら……。

 この三年間は、本当にいろいろあったなぁ」


 入学したばかりの頃の街での研修。

 学長から気付かされた魔力(オド)の捉え方。

 聖なる泉での出来事。

 聖獣との出会い。

 そして……かけがえのない仲間たち。


 他にもたくさんの出来事があった。

 笑顔も涙も、すべてが昨日のことのように蘇ってきた。


 しばらくの間、数々の思い出に浸った後、カテリーナは指定された裏庭へ向かった。



   ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇



 宮廷大学の裏庭には、学内でも有名な大樹があった。

 その大樹を囲むように、大勢の人々が集まっていた。


「何かしら?」


 そして大樹の根元へ目を向けた瞬間、カテリーナは思わず息を呑んだ。


「えっ!? えっ!? な、何これ!?」


 そこには、何人もの男性が跪いて横に並び、一斉にカテリーナを見つめていたのである。

 しかも、その顔触れが異様だった。


――剣の騎士団長のファレグスさまだわ。

 その隣には、盾の騎士団長フォロスさまもいる。


 えっ、その隣は、お兄さま!?

 何でアレクシオスお兄さままでいるのかしら?

 っていうか、なんで学生でもないキリロスまでいるのよ!


 それに、セブに、ニコに、ヨアニス……。


 さらに隣は…………ちょっと待って!

 何で、あいつらがいるの!? 


 それだけではなかった。

 他の同級生や、あまり見覚えのない男性まで混ざっていた。


 カテリーナは、この集団の関係性が判らず、ただただ混乱していた。


「え、えーっと……これは一体……?」


「突然ですまない、カテリーナ殿」


 口を開いたのは、剣の騎士団長ファレグスだった。


「皆で話し合った結果、あなたが大学を卒業する日まで待ち、その上で公平に選んでもらおうと決めていたのだ」


「は、はあ……」


 カテリーナは状況がまったく理解できない。


「えっと……何を選ぶのでしょうか?」


 すると、ヨアニスが周囲を見回し、小さく声を掛けた。


「せーの!」


 次の瞬間――


「どうか私と結婚してください!!」


 全員が一斉に片手を差し出し、声を合わせた。

 それと同時に、周囲で見守っていた観衆から大歓声が沸き起こる。


「えっ!?


 えっ!?


 えぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーっ!!」


 目の前には、跪いたまま手を差し伸べる男たち。


――な、な、何これ!?


 ど、ど、ど、どうすればいいの、私!?


 あまりにも予想外の出来事に、カテリーナはただ立ち尽くすことしかできなかった。



 そして――


 彼女の波乱に満ちた人生は、まだ、ほんの一部でしかなかった。

 新たな物語が、今ここから始まった。


【読者の皆様へ感謝とお知らせ】

皆さま、最後までカテリーナの物語をお読みいただき、本当にありがとうございました!

魔力1の絶望から、泥臭い努力と剣技で運命をひっくり返したカテリーナの逆転劇はいかがでしたでしょうか?

もし「カテリーナ、最高にかっこよかった!」「運命だと諦めずに道を切り開いたカテリーナに共感できた」など、少しでも楽しんでいただけましたら、この下にある【評価用の星(★★★★★)】をポチッと押して応援していただけると、作者の励みになります!

皆さまの一票ポイントが、カテリーナの次なる物語を形にする大きな力になります。

一言だけでも、感想やレビュー、応援の星をどうぞよろしくお願いいたします!



【★カテリーナの母・アナスタシアの物語が開幕!★】


現在、公式前日譚となる完全新作の連載をスタートしております!


『筋肉聖女 ~神聖魔法より筋トレを選んだ侯爵令嬢、ウォーハンマーで無双する~』


カテリーナの母・アナスタシア。彼女はいかにして「大聖女」と呼ばれる圧倒的存在になったのか――!?

「魔法だけじゃ、誰も救えない——!」可憐な細腕で巨大なウォーハンマーを振り回し、襲い来る試練も敵もすべて**圧倒的筋肉(物理)**で打ち砕く、スカッと爽快なファンタジーコメディです!

前作を楽しんでくださった方なら、絶対にニヤリとできる勢い全開の物語になっています。

完全な新作でもあるため、前作を読まれていない方でも楽しんでいただけます。

ぜひこちらもあわせてお楽しみください!


▼ 『筋肉聖女』を今すぐ読む

https://ncode.syosetu.com/n8046mn/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ