表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/13

11 《無駄に足には》

「――――七海ちゃん、俺の家が神社なのは知ってるよね?」


「え? あぁ、うん……知ってるよ?」


「実は俺、そのせいなのか分からないけど……

 普通の人が見えないような《気配》が見えるんだ」



「…………厨二ジョーク?」


「ううん、本当だよ。

 今まで黙っててごめん」






 なんだ、厨二設定じゃないんだ。

 これってあれでしょ?

 《寺生まれのTさん》ならぬ《神社育ちのSさん》だよね?

 でも神社は「S」から始まらないんだよねー……うん、惜しい。


 っていうか、涼介君の発言より朝の死神様の方が驚いたから、そこまで反応が出来ない。





「それで、七海ちゃんはどうやって佐伯君と知り合ったの?

 というより、彼は佐伯って名前で合ってるのかな?」


「死神様は私を殺そうとしているの。

 ちなみに名前はレオン……玲央じゃなくて、レオン」



「え、七海ちゃんを!!??

 どうしてそんな……」


「我と結婚するためだ、清水 涼介よ」


「結婚!?

 七海ちゃんは賛成しているの!!?」


「しているわけがないし、するわけがない!!!!」





 全力否定。

 私はまだまだ、まだまだ生きたいんですー。






「だったら駄目だよ、結婚っていうのはお互いが……」


「部屋に縛り付けて二人きりになれば、佐藤 七海も我を好きになるはずだが………駄目なのか?」


「駄目だよ、絶対に駄目だと思う!!

 それは心から愛し合ってないよ、佐伯く……レオン君!!!!」



「……心から、愛す……」








 さっきから思うんだけど、涼介君と死神様ってやけに親しいよね?

 これってフラグ? 涼介君と死神様のルートフラグ?


 イケメン×イケメンとか、私傍観したぁああああああい!!!!///



 



「分かったぞ、清水 涼介。

 我は決めた……暫くこの世界に滞在し、佐藤 七海の心を魂ごと手に入れて見せる」


「レ、レオン様!!!??

 仕事はどうされるのですか? まさか放棄するつもりじゃ……」


「仕事をしつつ、我の花嫁を愛でる予定だ」



「私は? 私の意思はスルーですか!!?」


「…………お、俺はしては、ちょっと複雑なんだけど……」






 何勝手に決めてるのよ、死神様!!!!

 どこに住むのか知らないし、すぐに殺さないってのは分かったけど……意思のスルーはやめてぇええええ!!!







「我の花嫁よ、学校とやらが終わり次第……共に挨拶へ行こう」


「挨拶? どこに?」


「む、決まっているだろう?

 佐藤 七海の血族――両親へ挨拶をしに行く」







 ………マジ、ですか?







...to next story...

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ