第1章 第61話 サナトリア国王への謁見
転移87日目 サナトリア王国 ヴィドナルス王国公邸
セイヤは、姫騎士クレアに同行し、サナトリア王国の王城に、謁見に向かった。
王城に入り、執事に案内され、王城の一廓にあるサロンで、王様が来るのを待っていた。
「セイヤさん、今日は同行ありがとうございます。」
「いえ、僕のボックス内に回収してあるので、最後迄同行しますが、サナトリア王室には、回復の為のアイテム等が、有るのでしょうか?」
「ランクSの冒険者相手の事なので、余裕があれば、使っていただけると思いますが、その余裕しだいですね。」
待っていると、〖聖槍の光〗のメンバーが、同じ部屋に案内されてきた。
「セイヤさん、来てたんですね。 ハッ!姫騎士様も、ご一緒でしたか!」
「要請を出した、当家としても、報告義務があるかと。」
「ありがとうございます。 回復後にでも、彼らに伝えます。」
「王様が、おみえになります。」
執事が、先ぶれをだし、王様が部屋に入ってくる。
姫騎士クレアと〖聖槍の光〗のメンバーが、起立し、礼を尽くす為、セイヤも起立しそれに倣う。
「面を上げてくれ。 サナトリア王国国王アルベルトである。 楽にしてくれ。」
「ありがとうございます。 ヴィドナルス王国、サーテア子爵が娘、クレアにございます。 先の当家への冒険者の派遣、ありがとうございました。」
「ありがとうございます。 〖聖槍の光〗メンバーのトールマンです。 ご報告に参内しました。」
「ありがとうございます。 ヴィドナルス王国、サーテア子爵領所属、ランクB冒険者、セイヤでございます。」
「先の派遣の報告と聞いているが、〖豪槍聖〗レスポールの姿が見えぬが、まさか!!! ランクSの彼が、討ち死にか!!」
「それにつき、相談があり、こちらに来ました。 現在、〖豪槍聖〗レスポールは石化されている状態で、こちらのセイヤさんの、〖アイテムボックス〗内にいます。」
「石化であれば、我が王国にある、〖解石の針〗で、解除が可能である。 誰か、〖解石の針〗をもて。」
「いえ! 〖解石の針〗は、当家で3本準備しております。 ですが、石化を受ける前に、判断がつかない攻撃を受けており、体力を大幅に減らしております。 その攻撃が、猛毒であり、体力が少ない状態で解除しますと、手遅れになる可能性があり、当家に無い〖エリクサー〗或いは、猛毒と判断しての〖エリクシール〗、またはランクSかAの毒消し薬が必要になります。 〖聖魔法〗による、〖キュアポイズン〗または、〖浄化の祈り〗が有効と思われます。」
「えっ!!! 〖キュアポイズン〗で治るのですか? あっ、ランクを上げれば良いのか!!」
「えっ!!! セイヤさん、〖キュアポイズン〗を使えるのですか? ランクはどこまでですか?」
「ランクはS迄使えます。 ただ、平行して行わないといけないので、パーティーメンバーを呼び、息を合わせて、ボックスからの搬出・〖解石の針〗・〖キュアポイズン〗・回復ポーションを使わないといけません。 私のパーティーでの、回復ポーションの最高ランクはE或いはDですので、もう少しランクの高い物は無いでしょうか?」
「我が国で、ランクCのポーションを準備する。 なんとか、助けてやってくれ。」
「被害者は6人、内、石化されて、今ボックス内に入れている方が3人、石化後砕かれてしまった方が3人、此の国の冒険者と聞いています。」
「被害者が、3人も出てしまったか! 相手は、そんなに強かったのか!」
「〖レイドの悪魔〗ではないかと思われます。 被害者は、前衛の3人で、うちのパーティーでは2人、単独で行ったランクAの冒険者が4人石化されて、回収された3人に後に、攻撃が来た為、3人が砕かれてしまいました。」
「なに!!! 〖レイドの悪魔〗だと!! アノ、〖レイドの悪魔〗か! そんな場所に潜んでいたのか!」
「500年程前、勇者と戦ったおり、魔導師により封印されていた様ですが、今回、此の封印が解け、出てきたものと思われます。 封印により、力は落としていた様ですが、発見より時間が経っていなかった為、魔界への送還が出てきたようです。」
「私は、パーティーメンバーを迎えに、公邸に戻ります。 後程、王城の門に来ますので、よろしくお願いいたします。」
セイヤは、公邸に戻る為席を立とうとすると
「それにはおよばぬ。 誰か、ヴィドナルス王国の公邸に、セイヤさんのパーティーを迎えにいけ。
それから、ランクCの回復ポーションを3本準備するように。 」
「あっ! 防具を着て、背負い袋を持って来る様に、伝言して下さい。 パーティー名は〖イースビレン〗です。 それから、被害者の3人の、砕かれた遺体は、どちらに出したら良いでしょうか? 石化した3人は、準備を待って出しますが、他の被害者は、先に出してもよろしいかと。」
「私たち、ヴィドナルス王国としても、お悔やみ申し上げます。」
「致し方あるまい。 あの〖レイドの悪魔〗を相手に、犠牲者が3人で済んだ事すら、奇跡に近い。 我が国としても、此度の犠牲者には、国をもって弔おう。」
「問題は、石化している、3人の冒険者達が、生きている事を祈っています。」
「そうだな。 生きていると、確定しているわけではないのだったな。」
セイヤは、サナトリア王国の騎士が、持ってきた箱の中に、3人の犠牲者の石化した石を出していった。
それと同時に、3人の犠牲者のギルドカードを出していった。
部屋から、犠牲者の入った箱が、運び出される時、国王をはじめ部屋にいる者達は、黙祷を捧げ犠牲者を悼んだ。
1章 59話時点
リョカのステータス
ステータス
名前 :リョカ
年齢 :15(UP)
職業 :村娘 ナイフ使い
レベル :16(12UP)
種族 :白狼種 ♀
称号 :
HP(体力) :70(50UP)
MP(魔力) :65(50UP)
PW(力) :65(50UP)
ST (スタミナ):106(56UP)
IN(知恵) :57(37UP)
DEX(器用さ) :103(63UP)
SPE(素早さ) :161(84UP)
VIT(耐久力) :119(58UP)
LUK(運) :157(38UP)
スキル :家事(固有スキル)
:切り裂き(固有スキル)
:必殺(E) NEW・UP ダンジョンコアより取得
:薬学(C) 2UP
:製薬(E) NEW・UP
:採取(B) 2UP
:獣化(D) 2UP
:隠密(D) 2UP
:短剣術(D) 2UP
:剣術(F) NEW
:奉仕(D) 2UP
装備 :頭 :ウルフの硬革兜(C)
:上着 :ウルフの硬革鎧(上)(C)
:下履 :ウルフの硬革鎧(下)(C)
:靴 :ウルフの硬革ブーツ(C)
:マント:身隠しのマント(C)
:手 :鋼のショートソード(C)
: :鋼のロングナイフ(C)×2
: :ロングボウ(D)
: :普通の矢(E)
装飾品 :髪止め :セイヤ製髪止め
加護 :
〖イストビレン〗→〖イースビレン〗 訂正
リョカステータス 短刀術→短剣術 修正




