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セイヤの冒険(仮題)  作者: KEN
第1章 サーテア子爵領
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第1章 第53話 〖レイドの悪魔〗探索



転移70日目 ファイの村近く 森の夜間地


セイヤ達は、早めに起き出し、朝食を取った後、夜間地の広場に向かった。


何組かの、冒険者パーティーが、集まっており、探索の準備が始まっていた。


「遅くなりました。」


セイヤ達が、声をかけていくと


「まだ、集まってない、チームもあるわ。」


〖白銀姫〗ユーティスが答え


「今日の探索の先頭、お願いね! 私達がサポートするから!」


〖白銀の嵐〗のメンバーから、声をかけられた。


〖白銀の嵐〗・〖拳狼の焔〗・〖聖槍の光〗等、ランクAの冒険者パーティーや、臨時でランクAの冒険者達で組んだパーティー等、召集によって集められた冒険者達や、派遣で来ていた〖ムードの光〗・〖ムードの風〗等の有志で参加する冒険者達が集まってきた。


姫騎士達、騎士団の探索隊も到着すると、セイヤ達を先頭に、封鎖された洞窟を崩しながら、奥に向かった。


セイヤは、《地図》スキルを使い、封鎖した壁を崩し、先のダンジョンコアの有った部屋に向かっていくと、手前の広場の様になっていた場所で、魔物を探知した。


「此の先、壁を崩すと、魔物が居ると思われます。 戦闘の準備を!」


セイヤは、リョカ達をランクAの冒険者パーティーの後ろに下げさせ、ランクSを含むランクAの冒険者パーティーに前を譲らせた。


「では、壁を崩します。」


セイヤが、壁を崩すと、ランクAのパーティー達は、広場に展開し、魔物達を倒していった。


セイヤも、崩した後、通れる様に広げながら、広場に踊り出た。


広場の中では、オウガやボブゴブリン・ゴブリンリーダー等、集まっており、ファリスは《遠眼》を使い、ゴブリンマジシャン等、魔法を使う魔物から狙っていき、セイヤは、《土魔法》で魔物を分断して、各個撃破出来る様に、魔物が前に出難くした。


一斉にかかれなくなった魔物達は、ランクAの冒険者達に、各個撃破されていき、姫騎士が広場迄入る頃には、広場には、魔物の屍体の山になっていた。


広場から、旅行者や拐われた人達の遺体の有った道も、壁が崩されており、散発的に奥から魔物が来ていた。


セイヤは、広場の魔物の屍体を回収して、周りを動き易くして、遺体の有った方の道を塞ぎ、コアの有った部屋からの探索が出来る様にした。


コアの有った部屋に入った、ランクAの冒険者パーティー達で、部屋の中の魔物を倒すと、コアの有った場所に、降り階段が出来ており、下に降って行ける様になっていた。


セイヤは、部屋に入って、瘴気が出た部屋に繋がる壁を調べると、奥の部屋が埋められており、そちらには、行けない様になっていた。


「瘴気の出た、こちらの部屋には、入れない様になっていますね。 階段で降りるか、向こうの広場の通路の奥が、探索範囲になっていきますね。」


「探索隊を2つに分けるか、片方づつ探索していくか、各リーダーは、意見を纏めてくれ。」


〖拳狼騎士〗アラニスの意見で、各冒険者パーティー、騎士団達とで、意見を纏め、持ち寄る事になった。


「〖レイドの悪魔〗に関して、情報がまだ足りない。 片方づつで、皆で纏まっていた方が、倒し易いのでは。」


「私達は、サポートに回り、ランクAの冒険者パーティーに任せましょう。」


と、リョカ達が意見を出し、セイヤは


「僕達は、サポートに回り、ノーナの解析で解った事を、開示していこう。」


と、セイヤ達の意見は、サポートに回り、片方づつ探索していくという感じに纏まった。


セイヤは、代表して、意見を言いにいき、各リーダー達も、纏まって探索する事になった。


通路は閉鎖してあるので、階下から探索していき、階下にナニもなかった場合、通路側を探索する事に決まった。


セイヤ達のサポートは、戦力の分断と、魔法を使う魔物に先制する事、倒した魔物を即時回収する事で動き易くなるとの事で、ランクAの冒険者パーティーにとって、戦い易くなる為、ランクAのパーティーの後ろでサポートし、他の冒険者達が遊撃として、他の道に対応したり、後衛として、後ろから来た魔物に対応していった。


階下に降りると、道は2つに別れており、片方を塞ぎ、一方づつ探索していった。


先に探索に向かった道では、フロック系やオウガがいたりしたが、先は行き止まりであり、装備品が少し置いてあっただけだった。


二股迄戻り、先に塞いだ壁を崩して、探索を続けていくと、魔物が強力になってきはじめ、ウルフ系もブラックやレッド、ナイト種のゴブリンやコボルト迄出てきはじめた。


「魔物が強くなってきた! おっと!!!」


「片側は、土壁で前に出られなくします。 片方から集中して。」


セイヤが、片方の魔物を囲う方で土壁を展開し、一斉にかかって来れなくして、レイドしたランクAのパーティーをサポートしていった。


しかし、ランクAのパーティーにも、疲れが見え始め、一旦夜営地迄撤退して、今日の探索を打ち切る事とした。


夜営地迄帰り着くと、セイヤは土壁で入口を塞ぎ、魔物が出る事が出来なくして、夜営地に入った。


今日討伐した魔物肉で、食べられる物を出して、夕食の準備をしてもらい、代表者会議の方に向かった。


「此より、明日の為の会議を行う。 明日は、今日先行した3パーティーを温存し、ランクAの冒険者達で組んだパーティー、〖ムードの光〗・〖ムードの風〗を先頭に、〖イースビレン〗がサポート、中衛に〖白銀の嵐〗・〖拳狼の焔〗・〖聖槍の光〗・騎士団が入り、後衛として、志願組の冒険者パーティーが続く。」


「今日は、道が封鎖されていたから、後ろからの攻撃は少なかったが、明日は、封鎖を解除してある為、移動した魔物からの、後方への攻撃が予想されるので、気を付けて欲しい。」


「今日いった場合迄着いたら、前衛を〖白銀の嵐〗・〖拳狼の焔〗・〖聖槍の光〗に入れ替え、探索を続けていく。」


「セイヤ達、〖イースビレン〗には、倒した魔物の屍体の回収をしてもらえると、戦い易くなるので、回収もお願いしたい。」


「魔物を回収した物や、鹵獲品・ドロップ等は、一括して入れてあるので、後で共同討伐として分割して、お渡しします。 今日の食事の食材も、共同討伐分より、出してありますので、大丈夫です。」


「じゃぁ、食材に関しては、大丈夫だな。」


「セイヤさん、夜営地にいた騎士団が、周りで討伐した分も、そちらに一緒に入れて下さい。 食材等に使って下さい。」


姫騎士からも、騎士団達が討伐した分も、共同討伐として拠出され、夜営地での食材に使う様いわれた。


その後、食事を取り、怪我人等を治療して、夜営していった。


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