第1章 第24話 ハルスの、使役・召喚
セイヤは、領都を出発し、ファイに着くのが、夜中を過ぎる頃と予想した。
魔物との遭遇が多ければ、明け方になってしまうだろう。
ファイの分岐に着く頃、セレスさんの作ってくれた、お弁当を食べた。
ファイの分岐迄は、順調に進めていたが、お弁当を夕食として、食べてからは、魔物との遭遇が、多くなってきた。
なかでも、この辺には居ないはずの、オウガに遭遇した。
はぐれの魔物という事もあり得るが、街道沿いでもあり、旅行者・行商にとっては脅威である。
セイヤの場合は、何時も通り、眠らせて、首を落とした。
その後も、魔物と遭遇しつつ、ファイの村に近づくと、今度は、レッドホースに遭遇した。
セイヤは、レッドホースを眠らせて、スキル《使役》で使役し、召喚に取り込んだ。
召喚に取り込んだ後、ボックス内に入って、レッドホースを召喚した。
序でに、ロングボウ・普通の矢・ウルフの硬革鎧セット(D)・(E)の仕入れ、金貨7・銀貨93・銅貨50を、仕入帳に書き込んでおいた。
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転移19日目 未明 サーテア・ファイ間 街道
レッドホース用に、ウルフの革を使い、鞍・鐙を作って、レッドホースに取り付けた。
セイヤは、《騎馬術》を取得し、レッドホースに騎乗できる様にした。
レッドホースに、〘ハルス〙と名付け、ステータスを確認してみると
ステータス
名前 :ハルス
年齢 :2歳
職業 :レッドホース
レベル :4
種族 :ホース種 (魔馬種) ♂
HP(体力) :308
MP(魔力) :69
PW :93
ST :126
IN :116
DEX :98
SPE :281
VIT :132
LUK :39
スキル :疾走(固有スキル)
:火魔法(D)
:刺突(E)
:噛み付き(D)
:突撃(D)
:蹴り(E)
:衝撃耐性
装備 :セイヤ製鞍・鐙(S)
セイヤは、ハルスを連れてボックス内を出た。
其から、ハルスに騎乗し、練習しながら、ファイに向かった。
途中、何度か魔物に遭遇したが、明け方には、ファイの村の近くに着いた。
セイヤは、そのまま、エルフの村方面に向かい、先にエルフの村に寄る事にした。
ハルスに騎乗した事で、予定より早く進めている為、エルフの村に防具を・ポーション系の補充を、という目的を、先に終わらせようと思った。
どちらにも、メリットがあり、防衛力を上げる事ができるので、先に済ませたい問題である。
ハルスに騎乗しながら、エルフの村に向かうと、魔物に騎乗している事で、驚かれたが、ターニャも一緒にいた事で、エルフの村に入っていく事ができた。
ハルスは、村の外に止めておき、エルフの村に入っていくと、ファリスと会う事ができた。
「セイヤさん、おはようございます! 今日は、早いですねぇ!」
「今日は、族長に商談に! 」
ファリスに挨拶しながら、族長の家に向かった。
「おはようございます!セイヤです。 防具を仕入れて来ました。」
「あっ、セイヤさん、おはようございます! 防具ですか! 助かります。 どのくらい仕入れられましたか?」
「銀貨55のランクDが21・銀貨16・銅貨50のランクEが21揃ってます。」
「金貨15・銅貨150ですか! 大きな金額ですねぇ!」
「そこで、ポーション系を、仕入れさせてもらいたい のですが。」
「ポーション系ですか?」
「エルフの村で、外に出せる分だけで、構いませんので、売っていただけませんか?」
「最近、魔物が多いので、村の予備を残してからの、残りで良いですか?」
「構いません。こちらは、有るだけ、全部買取りできると思います。」
「わかりました! 集めてみます。」
族長は立ち上がり、外に声をかけていた。
「すまないが、村の予備以外で、残りのポーション系を集めてくれ。」
「では、その間に、少し泉の方に、顔を出してきます。」
族長にお願いして、精霊の泉に向かった。
精霊の泉で、祠にクリンの実をお供えすると
「アッ、セイヤ様、ターニャ様、来てくれたのですね!」
メーネ女王様はじめ、精霊達が、顔を出してくれた。
「魔物が多い様ですが、おかわりありませんか?」
「はい! この辺は大丈夫です」
ターニャと一緒に、メーネ達精霊と話をして、近況報告をしていると
「セイヤさん、族長がお呼びです。」
ファリスさんが、呼びに来てくれた。
「ありがとうございます! では、精霊の方々、またきます!」
精霊達に別れを告げ、族長の元に向かった。
「セイヤさん、回復ポーションが367・毒消しポーションが126・麻痺回復ポーションが98、揃える事が出来ました。」
「前回と同じ金額で、買取りして良いですか? 金貨7・銅貨300になります。」
「残りは、金貨7・銀貨98・銅貨50ですか…」
「他に、魔道具を、見て行きましょう。」
族長とセイヤは、チャネスの元を訪れ、魔道具を見てまわる
セイヤは、魔石コンロ10・水水筒20を仕入れ、それらが、合計金貨5・銀貨20であった。
セイヤは、残りの金貨2・銀貨78・銅貨50の内、金貨2分のエルフの雑貨を仕入れ、残りの銀貨78・銅貨50で、防具を売る事にした。
族長との、契約が成立し、ポーション系を背負い袋に入れる為、族長の家に向かった。
すると、族長の家では、ファリスさんが待っており
「族長、私、セイヤさんに恩返しをする為、村を出て、セイヤさんに付いて行きます。」
と言い出した。
「ファリス、なかなか帰って来れなくなるが、それでも良いのか?」
族長は、そう諭したが、ファリスは、セイヤに付いて来る事になった。
「わかりました。ファリスさんも、お預かりして行きます!」
セイヤは、ファリスの気持ちをくみ取り、一緒に冒険者として、活動する事に決めた。
セイヤとファリスは、ファリスの家に向かい、ファリスの家に入った。
「ファリスさん、僕には、秘密があります。 誰にも、言わないでいただけますか?」
「秘密ですか? わかりました。」
セイヤは、ボックスを開き、ボックス内に、ファリスを迎え入れた。
「セイヤさん、ここは?」
「僕には、ボックス内の亜空間に、入る事が出来ます。 それから、魔物を召喚して、従えています。」
「そんな事が、出来るのですか?」
ファリスの前に、クラウドを出して、クラウドを分裂させ、クラウドの中に、ファリスの保管庫を作ってもらった。
セイヤは、錬金術で、ファリスとクラウドやハルスが、意志疎通出来る様に、髪止めを造り、ファリスに着けさせた。
分裂させた、クラウドの分身を、ファリスの腕に巻かせ、ファリスが、何時でも、クラウドから、物を取り出せる様にした。
序でに、エルフの村での、売り上げ金貨15・銀貨1・銅貨50、仕入れ金貨14・銀貨23を記入しておいた。
そして、ファリスの持ち物を、ボックス内に入れていった。
ファリスに付いた、クラウドの分身の保管庫には、回復ポーション5・毒消しポーション1を、入れておき、何時でも回復出来る様にしておいた。
出発の準備が出来ると、族長に挨拶に行き、ハルスの元に向かい、ファリスを前に乗せて、エルフの村を後にした。




