表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
戦国猫日記  作者: 黒猫ルナ
第二部
11/19

前兆

「刑部様。どうしてこうなる前に、私を呼ばなかったのですか!」


いつもの様に庭で琥珀とひなたぼっこをしていたら、薬師のおじさまの怒声が執務室から聞こえて来ました。


隣にいた琥珀は驚きのあまり固まっていました。


見事な毛繕いのポーズで。


私もかなりびっくりして尻尾が太くなってしまいました。


時が止まったって言うのはこういう事なのかしら?


庭師さんも手元が狂い枝切りハサミで枝の違うところを切っていたし。


既に大混乱です。ちなみに忍者さんは屋根から落ちて仲間に救出されてました。


落ち着いた頃に刑部様の様子を見に行くと、顔に包帯を巻かれてました。


どうやら発疹がでたらしいです。


「旦那様、大丈夫ですか?」


「大丈夫だ。大袈裟に包帯を巻かれただけだ。直に治ると思う」


刑部様が小石様に心配するなと言ってましたが、小石様はかなり心配そうでした。


もちろん私も心配です。


――後にあんな事が起こるなんて、この時は誰も知りませんでした。

執務室に落雷、時折怒声が響くでしょう。

尚、とばっちりに注意が必要です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ