第11話 捜索編①
ネタ…………。
表現頑張ってみました。
ブックマーク2000越え‼︎
総合評価5000越え‼︎
こんな小説をお読み頂き、
ありがとうございます。
『あれれぇぇ〜〜?
おっかしぃなぁぁぁぁあ?
大陸が見えるよぉぉぉぉお?』
「おいッ⁉︎ 麗那⁉︎
気をしっかり持て‼︎」
『クッ‼︎ 俺はココまでのようだ。
先に行け………………。
なぁに、すぐに追いつくさ‼︎』
「そんな事言うな‼︎
ココまで一緒に旅してきて、そんな事する訳無いだろう‼︎」
『俺はお前に全てを託す‼︎だから、お前は受け取って、全て成し遂げろ‼︎
あばよ‼︎ 来世でな‼︎』
「梨ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ‼︎」
『ウオォォォォォォォォォォォォ‼︎
俺が最後に見せるのは、代々受け継いだ主人公覚醒イベントに必要不可欠な仲間の死だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎ その眼に確と焼き付けろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ‼︎』
「梨ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ‼︎」
『って、チョット待って下さい。
なんで私、勝手に殺しちゃってるんですか?』
「アレ? なんか幻聴が聞こえる。
やっぱり疲れてるのかな?
それとも、
憑かれてるのかな?」
『何アホな事言ってるんですか‼︎
というか、私には放置プレイで感じる何て性癖無いんですよ⁉︎
だから、ワザと無視しなくてもいいんですよ⁉︎』
「………………………………………………………………………………Yeah‼︎」
『意味が分からないですよ‼︎………………………
って、あれ?
あれ、大陸じゃありませんか?』
「Yeah‼︎」
『貴方はマトモに会話も出来ないんですか⁉︎』
「Yeah‼︎‼︎」
『そこ自身持って返事しちゃダメです‼︎』
「ワレワレハ、ウチュウジンダ‼︎」
『違うでしょ⁉︎』
「私は誰? 此処はどこ?」
『百鬼 玄道。
そして、ここは海の上。』
『「………もう、疲れた。」』
こうして、茶番は終わり、
大陸を発見したのだった。
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日が殆ど沈んだ頃、
大陸に上陸した。
「疲れた〜。精神的に。」
『………………そうですね。もう、海を走って渡る何てアホな真似、したくないですよ。』
「ってか、上陸して一言目が疲れたって、もっと他に何か言うべきだったな………これは失敗した。」
『やり直しますか?』
「嫌だ‼︎ もうやりたくない‼︎」
『ですよね。』
上陸した所は、勿論砂浜。
まるで、リゾートビーチのようだ。
海も澄んでいて、とても綺麗だ。
今、俺と麗那は砂浜の後ろの原っぱに寝そべって話している。
………やっぱりこういう場所には、
彼女と来るべきだ。
チラリ、と麗那の方を見る。
『スー、スー。』
………こいつ、寝やがった‼︎
「………はぁ、まあ仕方無いか。」
不眠不休で、ずっと走ってたもんな。
体の疲労はすぐに回復するけど、
精神的には疲れるもんな。
しりとり、怪談話、昔話、神話、必殺技談義、魔力の具現化で絵を描いたりしたが、やっぱり疲れるよな。
…………やっぱり、麗那は美人だ。
モデル体型だし、
髪もちゃんと洗って手入れしたら、
綺麗になるだろう。
まぁ、目のクマはどうしよもないか。
発言も残念だし。
けど、面白いし。
一緒に居て退屈しない。
嫁にするなら、最高の物件だな。
………………梨だけど。
意味分からん。
「さて、俺も寝るか。たまには、
布団の上に寝かせてやるか。」
アイテムボックスから布団と敷き布団を取り出し、地面に敷く。
結構長い事使ったな。
麗那を抱き抱え、布団の上に寝かせてやる。
「近くに男が居るのに、なんで爆睡してんだよ。
アホか。」
麗那の肢体の柔らかさに、『多少』ドギマギしながら布団の上に運び、寝かせてやる。
………………あくまで『多少』だぞ‼︎
あんまし気にしてないからな‼︎
「さて、寝るか。
毛布はお前が使えよ。」
麗那に毛布を掛けてやる。
そして、
安全の為に土魔法で家を作り、周りには落とし穴や深い溝、高い壁を作っておく。
「…………………お休み、麗那。」
この世界で、唯一の友達とも、親友とも、仲間とも言える奴に言う。
……………え? 好きかって?
好きだったらもう襲ってるでしょ。
空には、月が浮かんでいる。
今宵の月は、三日月。
月が俺の事を笑っている様に見えた。
「高見の見物なんてしてんじゃねぇよ。
ファッキュー。」
俺は、窓を閉めた。
ここまでお読み頂きありがとうございました
誤字脱字指摘、アドバイス、評価感想等
お待ちしております。
ネタが欲しい。
私はギャグが書きたいんだ。
イチャイチャさせるつもりじゃ
なかったんだ‼︎