最終回『旅に新しい仲間を加えて』
突然で申し訳ないですが最終回です。どうしてこうなったかは全部後書きをご覧ください。
「ほらほら先輩!行きますよ!」
有希に引っ張られて、俺とリアがウェリンドの居場所へと向かう。
「おやおや、どうされましたな。アミリエ様」
さおきにウェリンドの強い視線がいく。それにはさおきもさすがに少し引いた。
「守護者のうさぎさん、私たちがもらってっていい?代わりは用意するから」
「「「……」」」
場にいたアミリエとウェリンドを除く全員が息を呑む。そして、ウェリンドが言った。
「かまいませんぞ。ただし、今のうさぎと同等、もしくはそれ以上をお願いします」
「わかったわ。それが終わり次第、私たちもここを去るから」
「承知いたしました」
アミリエが振り返ると、何事もなかったかのように、
「行こっか。これからしばらくは忙しくなるよ?」
「あ、ああ」
俺たちは案外すぐにその場を去った。
「一瞬でしたね」
「そうだな。リアがいるかいないかでの説得力の差がすごい…」
改めて頼りになる、と思ってしまった。普段はあんなだけど…
「ううん。ウェリンドは最初からうさぎさんを送り出す予定だったけど?」
「ん?」
それはつまり、なにもせずともうさぎさんをこっちにくれるということなのか?
「だから、あの人は元からうさぎさんを解放しようとしてたみたい。でも、代わりになる者がいないから」
そういうことだったのか。
「じゃあ、晴れてみんなで旅に出られますね!」
「そうだな」
気がつけば、リアがまたいつも通りに俺の首の抱きついてぶら下がっている。
「ウィクさーん!終わりましたよー!」
「オッケー!私も作業に戻るね!」
そう言って、ウィクが行ってしまった。
「これから、にぎやかになりそうだな…」
「いいじゃん。そもそも、私たちならなんでも乗り越えられるんだから」
リアがドヤ顔で言うと、俺はそれをジト目で返す。でも、
「確かに、そうかもな」
さおきたちの旅は続いてゆく。そして、さおきたちがこの王国を救ったり、魔王とやらたちと交友を結ぶのは、まだこれからのお話。
『勇者なんてやめて旅をすることにした』 完
えっ!?ここで終わるの!?と思った方。私もです。正直、こんなところで終わらせたくはなかったです。ですが前から読んでくれている読者様はご存知かと思いますが、修正版を投稿していました。だけど、その修正をする字数が多すぎて単純に考えただけで5万字もあります。
普段一回の投稿で2千字しか出さない人が5万字…
とても両立できないと思い、ここでこの作品を打ち切らせていただきました。
代わりと言ってはなんですが、既に新しい作品を作り始めております。
よければ、そちらを読んでいただくと幸いです。
今まで『勇者なんてやめて旅をすることにした』を読んでくださり、ありがとうございました!ここに感謝の意を残し、この作品の幕を閉じます。
新作のURLです。ぜひ読んでみてください。
https://ncode.syosetu.com/n3568hq/




