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詩全集4

推せるときに  推しは推せ

作者: 那須茄子

カレンダーの隙間に落ちた願い

それを拾い集めて

今厚くするために編んでいく


推せるときに 

推しは推せ


砂時計は逆さにできないから

瞬間の煌めきをシャッター切って

生まれた喜びを抱きしめ


推せるときに 

推しは推せ


見えない明日を怖がらずに

届けようこの想いを

好きっていう言葉を

迷って飲み込んでも


推せるときに 

推しは推せ


日に日に削られていく

カウントダウン

カレンダーが捲れていく

時間が早くなる度

悲しくなる

それでも


推せるときに

推しは推せ


限られた時を駆け抜けて

胸いっぱいの「ラブ」を叫ぶ

だから今はただ夢中で

その想いを

燃え尽くせばいい

精一杯


推せるときに

推しは推せ


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