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英雄は税金を払う必要がないのだが


王は 戦えない英雄なのだから 税金を払ってもらってもいいのではと考え始める


国のルールを変えればいいだけだと考える


・・・





突然 俺の元にギルドから 連絡が


2ヶ月後から 俺にも税金を払ってもらうと


・・・


イリスは心配そうな顔で


「どうしますか」っと


・・・




俺はこの王国の国民ではない 


ガチャられたのだ


勝手に俺を召喚した この国に恨みはあるが 恩はない


俺は このサクラ王国に従うつもりはまったくない


・・・





「「国の作り方について」」


・・・


各国の共通のルール 自国の王都や街から50キロの距離が自国の領土


なので 自国の街と他国の街の距離が100キロ無い場合は 重なっている50キロ以内の土地を自国の領土だと両国が主張し 争いが絶えないそうだ


(全ての国の王都や街から50キロ離れている土地は誰の土地でもないんだよね~)


俺は このサクラ王国の北に自分の街を 自分の国を作る予定だ


サクラ王国の北には他の国がない


なので サクラ王国のもっとも北にある このポンテコの街から50キロ以上離れた場所に作れば 自分の国が作れるのだ


(お互いの領土が重なって 争いが起きないように 100キロ以上北で作った方がいいのかな)




街を作るために一番重要なのは外壁


外壁がなければ 街は魔物に襲われ すぐに壊滅してしまうだろう




俺は本格的に外壁作りの準備を始めた


普通の石等で外壁を作るとすぐに魔物に破壊されてしまう


この世界の王都や街の全ての外壁は魔防石で作られている


魔防石で外壁を作れば ダメージを受けても魔力等を補充することで 修復することが出来る


最大の欠点は魔防石の値段  


街を囲むためには莫大な費用が掛かる


そのため個人で作ることは不可能と言われている 


国ですら 簡単に作ることが出来ないのだ


一番新しい街が出来たのも300年以上前で この国ではないそうだ


(まあ 俺が作る魔防石は 全ての国の外壁で使われているC級の魔防石ではないんだけどね)


俺が作るのはF級の魔防石


魔防石の作り方は簡単だった


魔法石と砕いた魔核をスライム液に1週間漬け込む


ただ それだけ


問題は大きさかな?


出来上がる魔防石は20cmの立法体


これで街を囲むためには 果てしない数が必要となる


(う~ん お金は掛からないが 手間は掛かるのか)


F級だから 拾ったF級の魔法石と拾ったF級の魔核 そしてスライムで作れるから 費用はほとんど掛からない


本来なら外壁はC級の魔防石を使う


20cmの立法体の大きさのC級の魔防石を作るためには


C級の魔法石が金貨40枚


C級の魔核が金貨3枚


俺が作っても 金貨43枚掛かるのだ


同じ作り方ではないのかもしれないが ギルドで購入することも可能


その値段は 金貨200枚


(街を囲むためには いくら掛かるのだろうか?)


・・・



土ゴーレム達に命令すれば F級の魔防石を大量に作ることは出来るが


大変なのは アイテムボックスの能力を持つ子供達


莫大な数の魔防石を収納しなくてはならない


現在38人いるのだが


それでも 大変なのは変わらない


もっと人数を増やした方がいいのだろうか


・・・



イリスに相談すると 収納するのは 手に持つ必要があるが


取り出す時はイメージするだけでいいので


取り出す練習をさせた方がいいと


取り出した後に 手で魔防石を重ねて 外壁を作るのではなく


アイテムボックスから取り出す時に 綺麗に重なるように取り出せば 手間は収納する時だけでいいのでは っと


・・・


たしかに そうなのかも知れない


収納には時間を掛けることが出来るが


外壁を作る時間は短くしなければならない


外壁が出来るまでは 魔物に襲われ続けるので なるべく速く取り出し 積み上げる必要がある


その時間が短縮出来れば


・・・


練習すれば 


・・・





俺がゴーレム達と作業していると イリスがやってきた


「あれっ 魔防石を作ってるんじゃ?」


「ああっ それは新しく借りた屋敷で作っているよ」


俺はゴーレムを作っていた


既に 土ゴーレム2万体 石ゴーレム2千体あるのだが


自分の国を作るなら 足りないだろうと思ったからだ


「どれくらい作るの?」


「とりあえず 土ゴーレムを100万体 石ゴーレムを10万体かな? それと 他のゴーレムにも挑戦してみようと思っているよ」


「そんなに作るの?」


「街を作るのにも必要だからね」


イリスは俺の机の上の地図を見ながら


「あつし様 この場所は何ですか?この街から60キロの場所にも作るの?」


「んっ ああ そこは砦だよ 100キロの距離を1日で移動するのは大変だろ 俺達が街を作る時もそうだけど 街が完成して商人や冒険者が安全に移動出来るように利用してもらうためにね」


1日の移動距離は60キロくらいが限界だろう 


日が沈めば 魔物は活発に行動を開始する 夜の移動は危険過ぎるからね


・・・









税金が発生するのは来月から


それまでに この国を出る必要がある


俺はゴーレムを率いて北へと出発した


・・・


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