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補遺12 補遺版編纂にあたって

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【補遺】

令和七年三月 補遺版編纂にあたって

文書種別:E/編纂者覚書

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本書「骸ケ谷逆山遺跡 収録文書集」は、

令和六年三月二十五日付の初版(白樺写真工芸刊行)に対して、

令和七年三月、補遺の追加を行ったものである。


補遺の追加内容は以下の通り。


一 文書No.012a 紀北山岳信仰遺跡予備踏査野帳(過去案件参考)

二 文書No.044a 課長補佐職在任記録(佐久間──氏 在任記録)

三 本補遺 編纂者覚書


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【補遺の追加に至った経緯】


初版刊行(令和六年三月二十五日)の後、

本調査室への問い合わせ等により、

本書の収録範囲の不足が判明した。


特に、本骸ケ谷案件に先行する関連案件、

ならびに本調査室の業務継続性に関する記録について、

追加収録の必要が認められた。


補遺の追加収録は、編纂者の判断による。

編纂者の判断の根拠については、

本書末尾において、確認することができない。


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【廣澤文彦の校閲継続について】


本書の校閲を担当する廣澤文彦(嘱託)については、

令和五年十二月の本書本文の校了後、所在の確認が

できない状態が継続している。


本調査室の校閲嘱託台帳の整理範囲においては、

廣澤文彦の在任期間は、本書の対象案件(令和五年)に

先行する複数の案件にわたっており、その最古の年度は、

台帳の整理範囲を超える。


廣澤文彦の所在の確認が継続的にできない状況にあっても、

本書の校閲業務は、当該嘱託台帳上、継続中である。


これは、当調査室における嘱託契約の慣行によるものである。

すなわち、嘱託の解約は、当該嘱託者からの解約申出、

もしくは当該嘱託者の死亡確認を要件とする。

当該嘱託者が単に所在不明である場合、

解約には至らず、業務は継続するものとして処理される。


本書の補遺版においても、廣澤文彦による校閲は

継続しているものとして取り扱う。


校閲跡(赤鉛筆による波線および朱書き)は、

本書の補遺の各文書において、

夜間に追加されるものとして観察された。

追加の経路および追加者については、

本書末尾において、確認することができない。


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【次の記録者について】


本書の本文末尾(第四部最終部分の閲覧者の手記)に示される通り、

本書の閲覧者は、本書の閲覧の過程において、

本書の編纂作業の継続者として位置することがある。


当該位置は、当該閲覧者の意志によるものではなく、

本書の本文中の木簡四枚(本書 文書No.028a 参照)に

記述された「順序」によるものである。


すなわち——


 「来る者は、地に呼ばれて来る」(木簡第一枚)


 「記す者は、来る者の手を借りて記す」(木簡第二枚)


 「呼ばれる者は、すでに記された者である」(木簡第三枚)


 「この手順を記した者も かつては 来る者であった


  次に記す者へ伝ふ」(木簡第四枚)


——上記の四枚の連鎖において、

「次に記す者」は、本書の閲覧の都度、入れ替わるものと、

本書末尾の閲覧者の手記から、推定される。


本補遺版の編纂者は、本補遺の編纂を通じて、

本書の閲覧者の中から、新たな「次に記す者」を、

本書の側で選定するものではない。


選定の主体は、本書の構造そのものに含まれており、

本書末尾において、確認することができない。


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 令和七年三月


 千葉県特別埋蔵文化財調査室

  編纂担当(嘱託):廣澤 文彦

  校閲:廣澤 文彦(嘱託・在任中所在不明により校閲継続)


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