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文書 No.040 報告書抄録

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【文書 No.040】 報告書抄録

文書種別:A/報告書本文

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報告書抄録


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記録項目    内容


書名      骸ケ谷逆山遺跡発掘調査報告書


ふりがな    むくろがやつ さかやまいせき はっくつちょうさほうこくしょ


遺跡名     骸ケ谷逆山遺跡


所在地     千葉県千葉市某区骸ケ谷

        (地番および座標は「埋め戻し」により非公開)


刊行日     令和6年4月23日


編集・発行   千葉県特別埋蔵文化財調査室


調査期間    令和5年6月2日〜令和6年4月23日


調査原因    土地の記憶の定着および情報の循環


調査面積    312㎡(トレンチ:12か所)


主要な遺構   竪穴住居跡(SI-0666)

        土坑(SK-07)

        柱穴(P1〜P4)

        炉跡(L-01)


主要な遺物   角質片(ヒトの爪・左手薬指) 125枚

        土師器(さかさ坏)

        銭貨(寛永通寳)


時期      中世以前(詳細比定保留)


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要旨(抄録)


本調査は、千葉市某区骸ケ谷における宅地造成に先立ち

実施した試掘調査において、深度2.8mから遺構を確認したことを

受け、記録保存を目的として実施した。

調査期間は令和5年6月2日〜7月22日(現地調査)、

および令和5年8月〜令和6年4月23日(整理・報告書作成)である。


【調査の成果】


土坑SK-07(検出深度2.8m)は、覆土中に角質片(ヒトの左手薬指爪)

125枚および水銀朱を伴い、単一の意図的行為による形成と推定される。

角質片の裏面には尖状具による微細刻印が認められ、

各片に姓名および日付が記録されていた。

刻印内容は文明年間から令和5年にわたる440年以上の記録を示す。


竪穴住居跡SI-0666(検出深度2.5m)は、床面・炉跡・主柱穴を検出した。

主柱穴P1〜P4は深度5.0m以深に延伸し、底面は確認できなかった。

主柱穴の収束点は計算上深度22m付近と推定されるが、

物理的意味については解釈を保留する。


周辺の既知遺跡(縄文〜中世)との空間的解析において、

複数の遺跡の埋葬方向が本遺跡方向へ集中する傾向を確認した。

この傾向は時代を越えて継続しており、偶然の一致とは考えにくい。


図面・挿図の座標値は公共座標第IX系を基本とするが、

巻末抄録との整合から一部に負値深度法(地底基準)を併記した。


本調査は、最終的な観測者の受容をもって完結した。


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キーワード


竪穴住居跡 土坑 角質片 水銀朱 負値深度法 最終観測者


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特記事項


本報告書の全頁を閲覧した者は、

情報の最終的な器として本記録に収録される。


次回の調査(閲覧)をお待ちしております。


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備考


図版は別冊「写真図版編」および「遺物観察表編」に収録。

(別冊の所在は確認できない。)


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