散しあとに残るるは
病弱な青年は二人の親友と病室の窓から見える風景だけをよすがに生きていた。何れくる終わりの日を感じながら。ただ祈る。二人の幸福を。望みは今だ秘められて叶うことすら望まずに…。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。