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空の龍脈 その4
ボォォォォ!!
ニワトリ型飛行船、
ものすごい勢いで横滑り。
町をギリギリ通過。
鉱夫たち悲鳴。
『でかいニワトリ飛んだぁぁ!!』
ショウタ。
「操縦ぉぉぉ!!」
メカリン大慌て。
「ちょ、ちょっと右レバーを――」
ガコン!!
今度は回転。
ぐるんぐるん。
白もふ。
『たのしい』
「遊園地じゃない!!」
そのとき。
ピースケが羽をばさっと広げました。
「落ち着いてくださいぃ。」
すると不思議なことに、
飛行船のニワトリ顔が、
ぴたっ。
停止。
ショウタ。
「言うこと聞くの!?」
メカリン。
「ピースケ認証機能つきです!」
「なんで!?」
その瞬間、
空から巨大な影。
ヴォォォォォ……。
苦しむ空鯨が、
逆さまの海から落ちかけています。
カエルが叫びました。
『まずい!』
『落ちたら町がつぶれる!』
静寂。
ショウタ、
空を見上げます。
「……やるしかないか。」
ピースケもうなずきました。
「助けましょうぅ。」
そして――
ニワトリ型飛行船“ピースケ号・改”は、
空鯨へ向かって急上昇を始めました。




