表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/23

お泊まり

ルイ「あ…でもねお兄ちゃん?」



神「え?」



ルイ「今は妹だけど、いつか神お兄ちゃんのお嫁さんになるもん」




神「ははっ…」



神「(あれ?そういえばこの言葉…昔どこかで…)」




『私ね…将来お兄ちゃんのお嫁さんになる』




神「あ…(千夏か)」



ルイ「お兄ちゃん?どうかしたの?」



神「あ、いやちょっと家の妹のコトを思い出してさ」



ルイ「妹さんのコト?そっか…妹さんいたんだ」



神「ああ、それともう一人すっごく恐ろしいお姉さんがいるんだぜ?」



ルイ「恐ろしいお姉さん…顔が凄く怖いとか?」



神「いや顔は可愛いけど性格がちょっとね…」



ルイ「お兄ちゃんのお姉さんと妹さんにも会ってみたいなぁ…」



神「まあ来週家にくれば多分会えるさ」



ルイ「うん♪なんか楽しみがいっぱい増えて嬉しい♪」







てん子「ふぅ…いいお湯でした…」




神「あ、てん子さん」



てん子「ルイ様、お風呂有り難うございました」



ルイ「どういたしまして♪じゃあ次は…あれ?お兄ちゃん?」



神「(おおぅ…お風呂上がりのてん子さん…色っぽいな…ぐふふ)」デレー



ルイ「む~…お兄ちゃん?鼻の下伸ばしてデレデレしてる…」



神「へ?そ、そんなコトないよ?」




ルイ「お兄ちゃん…てん子さんのコトいやらしい目で見てる」ジト



神「いやだってさ…てん子さんがあまりにも輝いてるからつい」




てん子「まあ…そ、それは大げさですよ?」カアァ



ルイ「む~…私だって輝いてるもん…じゃあお兄ちゃん?一緒にお風呂入ろ?」



神「え?」


てん子「え?」



神「ははは…一緒にお風呂はマズいよ」



ルイ「イヤ!お兄ちゃんと一緒に入るもん!」



神「困ったな~…じゃあ俺の背中を流してくれないか?」



ルイ「お背中?」



神「ほら、あれだ!一緒に入るより、ルイちゃんには背中を流してもらった方が俺は嬉しいな」



ルイ「ん~…じゃあ今回はお背中流すだけだね…でも次は一緒に入ろ?」



神「わかった…(おぅ…なんともったいない!美少女と一緒にお風呂に入るチャンスが…でも流石にマズいもんな)」




【お風呂場】




ゴシゴシ~♪




神「おっ♪ルイちゃん背中流すの上手だな」



ルイ「えへへ♪でしょ?私いつもおじいちゃんのお背中流してるもん。たまにおじいちゃんも私のお背中流してくれるんだよ?」



神「え?ルイちゃんまさか長老様とお風呂一緒に入ってるの?」




ルイ「うん」



神「えっと…ちなみにルイちゃんって年はいくつ?」



ルイ「13才だよ?」



神「じゅ…13って…ルイちゃん?その年になって、おじいちゃんと一緒にお風呂に入るのは、抵抗ないの?」




ルイ「うん♪だって昔から入ってたから」




神「なんと(道理で俺と一緒に入る事にも抵抗がなかった訳だ…)」




神「(しかし長老様はこんな美少女と一緒にお風呂に…なんとけしからん…いや羨ましい!)」



神「(そういえば妹の千夏とは小3の時までは一緒に入ってたっけな。そして巫女姉とも一緒に入ってたな…千夏よりもずっと長く確か……)」



ルイ「お兄ちゃん?ボーッとしてどうしたの?」



神「ん?あ、いやなんでもないよ?」







15分後…




神「ふぅ…さっぱりしたぁ…」



ルイ「またお背中流してあげるね?」



神「おう。また頼むぜ?」




てん子「あ、神さま?」



神「どうしたのてん子さん?」



てん子「いま地図を見ていたのですが、次の天使の雫の配布先は『ペパ村』という場所にあるそうです」




神「ペパ村?」



てん子「はい。このスッポンタウンから一番近い村です」




神「じゃあ明日下山して、さっそくその村に向かおう」




てん子「はい」




ルイ「そっか…お兄ちゃん達は明日下山しちゃうんだよね。なんだか寂しい…」




神「ルイちゃん…でも来週また会えるさ」



ルイ「うん…」



スポン長老「ほっほっ…お布団の準備が出来ましたぞ?今日は早く寝て、朝一番にこの山を下りるとよい」



てん子「はいっ!」







ルイ「ねぇ…?お兄ちゃん?」



神「ん?」



ルイ「…私と一緒に寝てほしいの…」



神「え?い、一緒に!?」



ルイ「…お願い…」





神「わ、わかったよ…」




てん子「………」







【ルイの部屋】




神「じゃあルイちゃん?俺は床で寝るからさ…」



ルイ「いやっ!…私と一緒のお布団で寝て?」



神「え?それは…ちょっと…」




ルイ「…私と一緒は…イヤ?」ジワァ



神「(おぅ…ルイちゃんの涙目ヤバい!可愛いすぎる…)」



神「わ、わかったよ…い、一緒に寝よう」



ルイ「うん♪」



神「(なんだか変なコトになったな…)」ドキドキ








ルイ「ん…お兄ちゃんと一緒に入るお布団暖かい…」



神「はは、そういえば昔、妹もそんなコト言ってたな」



ルイ「そっか…いまも妹さんとは一緒に寝てるの?」



神「いやいや、流石にいまは一緒には寝ないよ?妹が8才くらいの時までは一緒に寝てたけどね」



神「今はもう…」








ルイ「…すぅ…すぅ…」



神「ル、ルイちゃん…寝るの早いなぁ」







ルイ「…すぅ…すぅ…」



神「ルイちゃん…なんとなく千夏に似てるかもな。一度千夏と会わせてみたいもんだ…」




神「でも巫女姉には会わせたくないかも…電気鞭とか持ってるし」






神「………」



神「さて、明日は朝早くから下山しなきゃいけないから、もう寝るかな」




ルイ「…お父…さん…お母…さん…」




神「ルイちゃん?(寝言か?)」





ルイ「…お父さん…お母さん…」グス






ルイ「…会いたいよぉ…」グス





神「………」





ルイ「…寂しいよぉ…私…いい子になるから…だから…帰ってきてよぉ…」グス





神「ルイちゃん…」






ナデナデ…





ルイ「…すぅ…すぅ…」




神「ルイちゃん…物心つく前から両親が亡くなって…ずっと寂しかったんだろうな…」




神「………」








神「…俺も寝よう…」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ