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サキュバス、フェラ・オナリス合流

廃教会を調べて回るカナタ達。


(狐巫女 ユミナ)

ここも違いましたね。


(堕天神ルミナス)

ユミナじゃ分かんないの?


(狐巫女 ユミナ)

私は巫女です。

シスターじゃないです。


(堕天神ルミナス)

使えねぇ〜(ハッ!)


(狐巫女 ユミナ)

辛辣!!


(エルフ アリエス)

意外とありますね、廃教会。


(竜人 エミリア)

まぁ、4ヶ国も回っておるからのう。


(カナタ・サオトメ)

そろそろ当たり、引いて欲しいなぁ……



そう言って訪れた廃教会52ヶ所目。

隅々まで調べていると……


(堕天神ルミナス)

怪しい魔法陣発見。


(狐巫女 ユミナ)

それですよ!それ!


(カナタ・サオトメ)

じゃあ"巫女の舞"、やってみるか。


(狐巫女 ユミナ)

嫌ですよ!絶対違うです!!


(エルフ アリエス)

厳重な魔法陣ねぇ〜。

間違えた場所に魔力を流すと永久に解除できないわ。


(竜人 エミリア)

必要ない場所はどうするのじゃ?


(堕天神ルミナス)

消す必要があるわね、削って。

ただし、必要な場所を傷つけたら終わり。


(カナタ・サオトメ)

なるほどねぇ〜。


(堕天神ルミナス)

私が消すわ、魔力流しはカナタがお願い。


(カナタ・サオトメ)

分かった。



慎重に削っていくルミナス。

削り終わると……


(堕天神ルミナス)

ふう、できた。

カナタ、お願い。



そう言ってカナタと交代した。


(カナタ・サオトメ)

ではいきます。



カナタは魔力を流す。

壁が崩れて部屋が現れた。

そこに棺桶が置いてある。

普通の棺桶だ。

しかし封印がされている。


(堕天神ルミナス)

魔道士1000人分の魔力が必要ね。

普通は解除不可能。


(竜人 エミリア)

それを可能にするのが我らじゃの(ニヤリ)


(カナタ・サオトメ)

ではいきます。



カナタは魔力を流す。

簡単に解除できた。

封印を解除すると、中の人物が目を覚ました。


(サキュバス 女)

何か用?


(堕天神ルミナス)

貴方は勇者フェラ・オナリスですか?


(フェラ・オナリス サキュバス 女)

たしかに私はフェロ・オナリスだ。


(カナタ・サオトメ)

ならこれを見てください。

 【インデックス】



いつも通り、説明を見せるカナタ。


(サキュバス フェラ)

で、協力しろと(射殺す目)


(カナタ・サオトメ)

はい、そうですね。


(サキュバス フェラ)

なんでだ?

都合良く使い捨てにしたくせに!

魅了で諜報が成功するから、散々こき使っておいて、用が済んだら"魅了で国が乗っ取られる"って因縁付けて無理矢理封印したくせに!


(カナタ・サオトメ)

なるほど。

というわけで、こんな計画どうでしょう。

 【インデックスⅡ】


(サキュバス フェラ)

・・・は?


(カナタ・サオトメ)

せっかくの"転生チート"。

使わない手はない!!

がっぽり儲けて、ウハウハ悠々自適生活って如何?


(サキュバス フェラ)

アンタ、勇者じゃないのか?


(カナタ・サオトメ)

分からん。

目が覚めたら、この世界に居た。

若返ってるし、まず間違いなく元では死んでるね。


(サキュバス フェラ)

身体ボロボロ、貧民で。


(カナタ・サオトメ)

そうだよ。

魔法も無い世界だからね。

しかも"転生特典"か、色々できるんだよねぇ〜(ニヤッ)


(サキュバス フェラ)

という事は?


(カナタ・サオトメ)

やり方次第で成り上がり!


(サキュバス フェラ)

面白い、乗った。



という事で、6人目と無事合流した。

廃教会を出ると、カナタはレ●サスLXを出すのだが……


(サキュバス フェラ)

なんだこれ?

変わった馬車だな……


(狐巫女 ユミナ)

"異世界の乗り物"ですよ。

まだ馬車ですから。



しかし、少し考えるカナタ。


(狐巫女 ユミナ)

どうしたんです?


(カナタ・サオトメ)

一応、これ、7人乗りだけど、7人乗ると、最後尾の席の人が狭くなるんだ。


(堕天神ルミナス)

狭いのは快適じゃないわね。


(カナタ・サオトメ)

という事で、ユミナは屋根の上な。


(狐巫女 ユミナ)

なんでですか!


(カナタ・サオトメ)

いや、待て、今の時代、車の屋根の上に人を乗せて走るのはコンプライアンスに抵触するか……


(狐巫女 ユミナ)

今の時代っていつですか!

"こんぷらいあんす"って何ですか!!


(カナタ・サオトメ)

"コンプライアンス"は"コンプライアンス"だよ。


(狐巫女 ユミナ)

ですよねぇ〜!だと思った!聞いた私がバカだった!!


(カナタ・サオトメ)

困ったなぁ……


(狐巫女 ユミナ)

馬車の幌の上に普通に乗りますよ!

乗りたければ!


(カナタ・サオトメ)

車体の下……


(狐巫女 ユミナ)

だから削れます!ズル剥けです!!


(カナタ・サオトメ)

分かった!

ユミナ、走れ!


(狐巫女 ユミナ)

の”お”お”お”お”ぉぉぉっ!!

嫌ですよ!乗せてください!!


(カナタ・サオトメ)

我儘さんだなぁ……


(狐巫女 ユミナ)

どこがですか!!


(カナタ・サオトメ)

分かった、とりあえず取り寄せる。



そう言って96式装輪装甲車をポチッた。

10人乗り8輪車だ。


(竜人 エミリア)

こりゃまた凄いのを取り寄せたのう。


(カナタ・サオトメ)

これ、10人乗りだから。

とりあえずこれで。

後で改造するね。


(サキュバス フェラ)

なんだこれ!

走れない場所なんて無いんじゃない?



という事で、乗り込んで出発するカナタ達。


(狐巫女 ユミナ)

外が見れないです。


(カナタ・サオトメ)

だから後で改造する。

2人ぐらいは見れるぞ?



そう言うと、ユミナが顔を出した。

そうしてしばらく走る。


(カナタ・サオトメ)

この辺で野営かな?


(堕天神ルミナス)

そうねぇ〜、野営しましょうか。



顔を出してたルミナスが言うので野営ができる場所を探す。


(狐巫女 ユミナ)

何ですかこれ!

こんな場所も走れるの!



街道を外れ、野営に適した場所に着く。


(カナタ・サオトメ)

じゃあコテージ出すね。



そう言うと、8人用のコテージをポチッた。


(サキュバス フェラ)

こ、これで野営!!


(狐巫女 ユミナ)

快適だよ。

ご飯も美味しいし。



そう言うと中に入った。

もちろん"結界"は張ってある。


(カナタ・サオトメ)

今日は近江牛のヒレステーキにしようか。


(狐巫女 ユミナ)

やったぁ〜!ステーキ♪ステーキ♪



という事で、近江牛A5ランクのヒレ肉を取り寄せ、ステーキにした。


(サキュバス フェラ)

なんだこれ!めちゃくちゃ美味い!!


(狐巫女 ユミナ)

"異世界"からの取り寄せだよ。

毎日、こんな美味しい物が食べられるんです!


(サキュバス フェラ)

毎日!それは楽しみだ、話に乗って良かった!!


(狐巫女 ユミナ)

それだけじゃないんですよ。

"えあこん"とかいうので、室内快適、お風呂もある、ベッドはふかふか!


(サキュバス フェラ)

至れり尽くせりだな!これは楽しくなるぞ!


(カナタ・サオトメ)

長旅だから快適重視ね。

そろそろ"錬成"があるから、改造していこうと思う。

で、それにあたってなんだけど。

アザンチウムが一番硬い金属で、ミスリルは魔力を通したり反射したりっていう認識で良いのかな?


(堕天神ルミナス)

そうだな、その認識であってる。

それだけにミスリルは魔法を通したり反射させたりできる。


(カナタ・サオトメ)

分かった。

じゃあ、それで色々作ってみる。



そう言うと、カナタは兼ねてから考えていた"錬成計画"を実行するのだった。

一応、今でも車には防御魔法の"聖璧"は付与してある。

物理と魔法、両方から守るためだ。

これをもう一段上げて、アザンチウムとミスリルの合金で作ろうと計画しているのだ。

中はそのまま快適仕様で良いが、外回りに不安を持っていたからだ。

もちろん足回りも合金に変える。

後は魔法で浮かせたりするかは迷っていた。

まぁ、操縦する楽しさは欲しいわな。

色々考えるカナタだった。

快適な旅を続けながら、次の合流に向かう。


(カナタ・サオトメ)

えーっと、次は……


(堕天神ルミナス)

鬼族の勇者ね。

えーっと、大迷宮ね。

そこの……


(カナタ・サオトメ)

どうした?


(堕天神ルミナス)

現在最下階層になっている更にその下に"埋まっている"?


(カナタ・サオトメ)

なんか訳ありだな。


(堕天神ルミナス)

まぁ、行ってみましょう。


(カナタ・サオトメ)

大迷宮の名前は?


(堕天神ルミナス)

クワイア大迷宮ね。


(カナタ・サオトメ)

ではクワイア大迷宮に。



という事で、クワイア大迷宮に向かうカナタ達だった。



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