3号神殿攻略
3号神殿の近くに到着した。
(カナタ・サオトメ)
神殿って言うぐらいだから、侵入か司教と話し合いかと思ったけど……
(堕天神ルミナス)
完全に朽ちてるわね。
(狐巫女 ユミナ)
まさに廃神殿ですよ。
同じ神に仕える者として許せません!
(竜人 エミリア)
まぁ、神殿は神聖な物だからのう。
(カナタ・サオトメ)
まぁ、780年前となると、国も変わって、関係なくなったんじゃない?
しかも、ここはどうみても……
(堕天神ルミナス)
砂漠の中、近くに街はあるけど、冒険者の狩場になってない?ここ。
(竜人 エミリア)
だいぶ大きかったからのう、かなり潤っているんじゃろ。
(狐巫女 ユミナ)
そう言えば、街に入りませんね?
(堕天神ルミナス)
快適な寝床、美味しい料理。
(カナタ・サオトメ)
今は入る必要ある?
(狐巫女 ユミナ)
ですよねぇ〜!
情報収集は全員揃ってからですか?
(カナタ・サオトメ)
その方が良くない?
(竜人 エミリア)
邪魔が入らぬうちに揃った方が良いといえば良いのう。
(カナタ・サオトメ)
という事で、それでいく。
3号神殿に近づくと……
(狐巫女 ユミナ)
かなり賑わってそうですね。
お店も出てます。
(堕天神ルミナス)
武器、防具屋にポーション、出店、一通り揃ってるわね。
(カナタ・サオトメ)
ここで最終チェックして、狩場にGOか。
(竜人 エミリア)
そんな感じじゃのう。
すると……
(冒険者 狐獣人 男)
誰か!誰かポーションを売ってくれ!
それか治癒魔法の使い手は居ないか!
金ならいくらでも払う。
助けてくれ!!
仲間だろうか、身なりからして冒険者の狼獣人がグッタリとして動かない。
(冒険者 男)
誰か助けてくれ!
俺の、俺の嫁を助けてくれ!(叫び)
(カナタ・サオトメ)
どうする?
(堕天神ルミナス)
冒険者は自己責任、仕方ない。
それに今絡むと後々面倒になる。
(狐巫女 ユミナ)
たしかにそうですが、なんとかなりませんか!
(竜人 エミリア)
そうしてやりたいがのう……今は我慢じゃ。
(冒険者 男)
誰かなんとか(祈る)
(カナタ・サオトメ)
今なら大丈夫だな。
誰も気にしてない。
本人も見ていない。
【テラヒール】
温かい光が狼獣人を包んだ。
(冒険者 男)
えっ?……
光が消えると、そこには無傷の狼獣人が居た。
(冒険者 狼獣人 女)
うっ……うぅっ……ここは……
(冒険者 男)
ラミナぁ〜!!(涙)
(冒険者 女)
私、助かったの?
(冒険者 男)
あゝ、神が救ってくれた(涙)
神様が助けてくれたんだよぉ〜(泣)
(冒険者 女)
もう、あんな無茶、しないでね。
(冒険者 男)
あゝ、二度としない。
俺がバカだった。
そう言うと、空に祈りを捧げ、帰って行った。
(堕天神ルミナス)
やるね、カナタ。
(カナタ・サオトメ)
まぁ、見たのに助けないのは目覚めが悪いでしょ。
悪人なら知らないけど。
(竜人 エミリア)
たしかにそれは言えるのう。
(狐巫女 ユミナ)
さすがカナタさん(嬉)
という事で、バレずに神殿攻略に挑むカナタ達だった。
神殿内はというと……
(狐巫女 ユミナ)
かなり賑わってますね。
(竜人 エミリア)
あれだけ外が賑わっていたらそうじゃろう。
(堕天神ルミナス)
どこまで攻略されているかよね。
(カナタ・サオトメ)
そういう事になるな。
という事でどんどん進んでいく。
おそらく最奥と思われる場所まで行っても冒険者は居た。
そして下に行く冒険者も居る。
(カナタ・サオトメ)
地下があるのか。
(堕天神ルミナス)
何階まであるんのかな?
進んで行くと、地下は20階層まであった。
ここまで来ると、どうやら高位ランカーのパーティーしか居ないみたいだ。
階層を隅々まで調べると、隠し部屋に繋がりそうな扉を見つけた。
(冒険者 熊獣人 男)
おい!そこは入るな!
(堕天神ルミナス)
なぜ?
(冒険者 熊獣人 男)
ブービートラップだ。
魔物の巣窟になってやがる。
今までその情報を伝える為に生きて帰ったのは居ない。
他は壊滅してる。
運良く抜け出せて、俺らみたいなのに情報渡せたから良いものの、そいつもここで死んだ。
もはや助かる状態じゃなかったからな。
(カナタ・サオトメ)
そうか、ありがとう。
そう言うと、カナタ達は一旦離れた。
(堕天神ルミナス)
怪しね。
(カナタ・サオトメ)
全部倒した後にイベント?
(狐巫女 ユミナ)
奥に扉があるとか。
(竜人 エミリア)
ありそうじゃのう。
(カナタ・サオトメ)
人目が無くなったらアタックするか。
慎重に周りを見るカナタ達。
人目が無くなったところで……
(堕天神ルミナス)
いく?
(カナタ・サオトメ)
そうだな。
そう言うと扉に近づいた。
(カナタ・サオトメ)
これ、簡単に開くなぁ〜。
(堕天神ルミナス)
トラップはないね。
(カナタ・サオトメ)
という事で行きますか。
扉を開けて中に入るカナタ達。
そこには大量の魔物が居た。
(カナタ・サオトメ)
絶好の狩場(半笑)
(堕天神ルミナス)
ボーナスステージ(ニヤッ)
(竜人 エミリア)
競争じゃな。
誰が一番多く倒すか。
(狐巫女 ユミナ)
乗りました、物理には自信あるんです。
(堕天神ルミナス)
姫巫女様が?
(狐巫女 ユミナ)
自衛は必要ですからね(ニヤッ)
(カナタ・サオトメ)
部位はどうする?
(堕天神ルミナス)
いつでも路銀にできるように集める。
街に行った時、必要になるから。
そのうち冒険者登録も必要だし。
(狐巫女 ユミナ)
了解です。
(カナタ・サオトメ)
という事で、よーいスタート!
一斉に魔物の群れに突っ込んだ。
(堕天神ルミナス)
【ウォーターアロー】
【ウォーターニードル】
【ウォーターカッター】
(カナタ・サオトメ)
【ライトニングニードル】
【トランスファー】
(竜人 エミリア)
咆哮は無理じゃの、竜化も潰してしまう。
妾が一番不利ではないか。
(狐巫女 ユミナ)
物理がありますよ!
せいっ!やぁ〜!!
狩って狩って狩りまくるカナタ達。
倒した魔物がどんどん山になっていく。
(狐巫女 ユミナ)
あっはは、たっのしい!!
(カナタ・サオトメ)
ストレス発散か?姫巫女様(半笑)
(狐巫女 ユミナ)
あったり前ぇ〜!!
(竜人 エミリア)
妾も久しぶりじゃのう。
良いストレッチじゃ。
(堕天神ルミナス)
カナタ、上手いね。
今度教えて。
(カナタ・サオトメ)
今言うよ。
今回は"ライトニングニードル"を"トランスファー"で魔物の頭の中に"転送"して、中だけ焼くんだ。
そうすれば外傷無しで綺麗に狩れる。
(堕天神ルミナス)
なるほどね、やってみる。
ユミナ、もうちょっと綺麗に狩れない?
部位が傷んでるよ。
(狐巫女 ユミナ)
そんな難しい事言わないでください。
物理ならこれが限界ですよ。
一応、急所一撃ですから。
(竜人 エミリア)
妾もそうじゃが、もう少し綺麗に狩っておるぞ。
(狐巫女 ユミナ)
味方が居ない!(涙目)
そんな事を言いながら、狩る狩る狩る!
それを先程の冒険者パーティーが見ていた。
(冒険者 熊獣人 男)
アイツら化け物か?(汗)
(冒険者 狼獣人 女)
笑って狩ってるわよ(怖)
(冒険者 鬼族 男)
どうなってんだ?
回収部位を傷モンにしないようにやってんぞ(焦)
(冒険者 狐獣人 女)
どれだけ余裕なの?
金ランキングパーティーが殲滅されたのよ!(恐怖)
そして蹂躙劇が終わる。
そこには大量の魔物の死体が……
(カナタ・サオトメ)
もう、魔法でやるね。
【ストリップ】
【ストレージ】
【ストレージ】
【煉獄】
これで良いかな?
(竜人 エミリア)
そうじゃのう。
死体も塵にした、回収部位も回収済み、完了じゃのう。
(堕天神ルミナス)
ん?誰か見てる。
(カナタ・サオトメ)
ヤバいな、口止めするか。
そこに居る人ぉ〜!!
(冒険者 熊獣人 男)
ひっ!
(堕天神ルミナス)
良いから逃げずにこっち来なさい。
(冒険者 狼獣人 女)
喋りません!何も見てません!だから殺さないでください!(涙)
(カナタ・サオトメ)
それは助かる。
で、これなんだけど、欲しいだけあげるから、他言無用ね。
そう言うと、回収した部位を山積みした。
(冒険者 鬼族 男)
ほんとに良いんですかい?
(カナタ・サオトメ)
良いよ、欲しいだけあげる。
(堕天神ルミナス)
遠慮しないでどうぞ。
(冒険者 熊獣人 男)
は、はぁ……
そう言うと、皆、一つずつ手に取った。
(狐巫女 ユミナ)
そんなちょっとじゃなくて、いっぱい持っていきなさいよ。
全部あげても良いんだから。
(冒険者 鬼族 男)
いや、これで良いでさ。
こんな階層の魔物を複数狩ったとなると、逆に俺らが疑われやす。
(竜人 エミリア)
うーん、それもそうじゃのう……
分かった、好きにせい。
(冒険者一同)
ありがとうございます!
という事で、冒険者パーティーを見送り、部屋の中を調べた。
もちろん扉は閉めた。
(カナタ・サオトメ)
うーん、なんかあるよね。
(堕天神ルミナス)
あるでしょう。
そう言っていると、扉を見つけた。




