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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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ソフィーの夏休みの過ごし方

  ビクトリアがオルシュウレアンにある川沿いに座って本を読もうとしたところ川の中からソフィアが顔を出したので驚いてのけぞってしまった。

  ビクトリア「コラ汗」

ソフィア「ふふふ」

ビクトリア「…もーう。」

ソフィア「トリちゃんも一緒に泳ごうよ~」

ビクトリア「私は、ここで本読んでいるから」

ソフィア「分かった~」

特に気にする様子もなくソフィアはビクトリアの近くで泳いでいた。そうして、夕方には泳ぎ疲れたのかビクトリアの側で寝落ちしてしまいビクトリアがバスタオルに包んでくれて抱えられてリドル家に帰ったのだった。


  夏休みに入り、ソフィアとビクトリアは仲良く図書館に行ったり釣りをしている。

 

  とは言え、ソフィアはペガサスのスペンサーを呼んで長期休み中は入れない学院内に忍び込んで学院の図書館でしか読めない本を読み漁っていた。ソフィアが持っている自然で培った野生的本能とスペンサーの助けで教室や見回りの人、また図書館司書さんにも見つかることなく夜ご飯前にはリドル家に戻って来れている。

  だが、ある日。本に没頭し過ぎて卒論のために図書館に来た6年生と鉢合わせしてしまいソフィアは本を元の場所に戻すこともせず慌てて図書館の窓から逃げ出し窓の前で待機機していたスペンサーの背中に乗って6年生が追いつく前になんとか飛び立てた。

  スペンサー「危ない…」

ソフィア「アハハハ…汗」

スペンサー「…明日はどうする?」

ソフィア「明日も行くよ~」

スペンサー「は~い

ふふふ」

そうして、いつもよりも早い時間にオルシュウレアンに戻ったのでソフィアは森で動物たちと遊んだ。

スペンサーとの仲もこの夏休みで縮まっていた。

  夏休み明けに、その6年生に会った時に怒られそうになったので慌ててまたソフィアは逃げるのだが。

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