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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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お風呂

  オリビア「2人とも~一緒にお風呂に行こう」

ソフィアとビクトリアがそれぞれ学校探検を終えて無事に待ち合わせして再会しているとビクトリアの後ろからオリビアの声がして幼なじみ2人が振り返るととオリビアは自分の道具の他にソフィアのも持って来てくれていた。

ソフィア「オリビア様⁉︎」

オリビア「机の上にあったから持って来たよ」

ソフィア「ありがとうございます!汗」

オリビア「いいのいいの~」

ソフィアは嬉しくて感謝も込めてオリビアに抱きついた。それに対してビクトリアは「コラ」と言った。

 昨日は、気にする余裕がなかったけど寮のお風呂は床と浴槽が金ピカでシャワーも何もかも綺麗でお湯も乳液かのようにトロトロで気持ち良く実家はお風呂がなくソフィアとビクトリアは、一緒にテルマエに行っていたけど古くてあちこちが錆びていたから女性としてはお風呂が良いと嬉しいものだ。

 寮は、男女別で2人1組になっており2人用の勉強机と二段ベッドがある。女性寮と男性寮それぞれの2階にお話したりトランプなどで遊べる遊戯部屋があり、1階の寮の真ん中にリビングがあり男女で交流する事ができる。そのリビング部屋の真ん中のドアを開けたら学校に行ける。寮の部屋は[貴族]の方には嫌だろう。しかし、学院生は夏休み以外、寮で生活する事がルールなのでこればかりは仕方ないだろう。ソフィアは、入学試験から優しくしてくれているオリビアと一緒でビクトリアは入学試験の時に会った美男美女ペアの赤髪ロングで黒い目に鼻も高い「シャーロット・モーティマー侯爵令嬢」様と一緒だ。そんな寮の寮母さんはあのマザー・カーターさんだ。

 ソフィアは、ビクトリアとオリビアに挟まれながらお湯に浸かりほっこりした。

 オリビア「どこに行っていたの?」

ソフィア「学院を探検していました!」

ビクトリア「図書室、楽しかったんだね~」

ソフィア「うん♪」

  こうして、ソフィアはひとまず「ラックス魔法学院」にあるものを一通り見ることが出来た。しかし、1つの街ほど大きい学院なので6年間ですべての場所を制覇できるかは分からないが明日からの授業も大切なので今日は教会の上と図書室という場所に行けただけで満足だった。

  だから、気づかなかったんだ。ビクトリアの傷に。だから、知らなかったんだ。ビクトリアが箒に乗れたけど自由自在には飛べなかった事を。気づかず知らずに、ソフィアはソフィアを挟んでいた2人と笑い合っていた。

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