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光の誘惑  作者: 鼻歌大好き身長、小さいな
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杖ではなく剣

  1年生達のまず最初の授業はソード選びからだ。魔法使いは杖を使う…訳ではなくこの世界では剣から魔法を出す。もちろん剣からではない者たちもいるが魔法学院ではどんな魔法使いでも剣を持つ。

  それは、ソフィアも例外ではなかった。なので、ソフィアは喜んでいた。今までは木刀でやり合っていたので魔法を使えなくとも剣を腰の下げられることはとても嬉しかった。

  1年生たちが体育館に入るとズラーといろんな種類の剣が並べられていた。[貴族]たちは今、自分が持っている剣に近いものの所に一目散に行った。ソフィアとビクトリアはその間にじっくりと剣を選んだ。

だが、さすが魔法の剣。1年生たちは好みで剣を選んでいる。しかし、好みだが実は剣に引き寄せられている。頬を傷つけて暴れる剣に、そもそも握らせてくれず「違うよ!」と言っている剣もあり案外、[貴族]たちも剣を選び直していた。アリスもそのようでため息をついてから目が合った本望ではない日本刀の国行にしていた。

  ソフィアとビクトリアが選んだのは同じブロードソードだったので微笑み合った。2人は立ち上がってブロードソードを手にした。

ソフィアがブロードソードを手に掴むと世界を回って世界を平和にする未来のようなものが見えている。一方のビクトリアがブロードソードを持つとソフィアと喧嘩別れしている未来のようなものが見えたので驚いてソフィアを見ると同じく驚きながら希望に満ちた顔をしていた。

  ビクトリアが複雑な気持ちになったのも束の間ですぐに[貴族]の1人がソフィアに向かって魔法を放ってきたので慌てて剣を振ると難なく火魔法が出て[貴族]が放った風魔法を打ち消した。しかし、ソフィアもさすがの反射神経で壇上に飛び上がっていた。周りでは剣から魔法を出すのを試していた。

  ヘンリー「コラ。[普通]だからってイジメないの。」

ソフィアとビクトリアの前に立ったのは[普通]出身の教授のヘンリー・ジョンソン先生。[普通]ながら強い幻惑魔法を使えるので1学院生でしかも入って来たばかりの1年生は相手にならないのだ。

1年生貴族「先生だって[普通]出身ですよねー。」

ヘンリー「でも、ここの教授になれたし、まだまだ1年生なのだからこの2人もスゴくなるかもよ~リドルさんのお姉さんとパリスさんのようにね。」

ソフィアは、姉が出てきて唇を噛んだが、姉とノアの存在は1年生にも知れ渡ってしまったのでこう言った時には助けにはなる。案の定、2人に攻撃を仕掛けてきた[貴族]は舌打ちをしながらもグループの中に戻って行った。

ヘンリー「大変でしょうけど気にしないでくださいね。」

ソフィア・ビクトリア「ありがとうございます!」

ソフィアの目標はヘンリー先生に決まった!…まだ、と言うか魔法が使えるようになるのかもは分からないけれど。

  その日、ソフィアはビクトリアとオリビアと寮に帰りながら腰に下げたブロードソードが嬉しくてルンルンだった。ちなみに、オリビアはスパタだった。


   剣は、まだ学院生たちは卒業まで外では腰に付けられないのだが学院内では常に腰に携帯し、実践では剣を鞘から抜いて魔法を出して戦う。ちなみに、ソフィアは鞘付きで木刀さながらやりあうつもりだ。

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