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プロローグ
彼が生きていた世界には2種類の人間が存在していた。
襲い来るものを滅ぼそうと戦う人間、かつての姿を取り戻そうと戦う人間だ。
異変が起こったのは彼が生まれる20年前。突如として「それ」は人に牙を向けた。
「それ」の周りにいた魔のモノはことごとく喰らい尽くされてしまった。
まるで今までの人間の行いに対しての怒りのように「それ」は人間の都市を滅ぼした。
人間は「それ」に対抗した。彼らが持つ「それ」に対抗できる武器を使い。そう、自然そのものと。
その時代は人間の長い歴史の中でこう呼ばれている。「グリーンパラダイス」
そう、緑の楽園と。「それ」の正体とは木であり森であったのだ。
初めての作品なので、至らぬ点はご容赦ください。




