現人神たる天皇陛下、お召し列車でモスクワからベルリンに向かわれる。
現人神たる天皇陛下は、用意されたお召し列車にて、ソ連領からドイツ領、そしてソ連とドイツに引き裂かれたポーランドの地を経て、ドイツ国内へ入ります。
モスクワからベルリンには、お召し列車で向かった。ソ連とドイツの占領地をそれぞれ通過するが、事前にソ連領にはスターリンから伝達され、ドイツ領へもヒトラーから伝達されている。日の丸の旗と菊の御紋を機関車に付け、さらに客車にも日の丸マークが付いている。私の客車だけ菊の御紋が付いている。独裁者スターリンも気がきくな!お召し列車は、線路を西へ西へと突き進む。度々、停車を求められるが、スターリンから手渡された文書を見せるだけで、ソ連領は通過出来た。そして、ソ連とドイツに引き裂かれたポーランドの地にお召し列車は入った。しかし、今はナチスドイツが占領していた。金髪碧眼のナチスドイツ親衛隊将校が停車駅で客車に入って来た。
親衛隊将校「貴方が大日本帝国の天皇陛下でいらっしゃいますか?」
天皇陛下「そのとおり、遥々大日本帝国の帝都東京から参りました。これが、在日ドイツ大使館から預かりましたヒトラー総統からの文書です。」
親衛隊将校「ハイル、ヒトラー。了解しました。我がナチスドイツ帝国へようこそ。これからは、私共が乗り込み、総統のところまで、ノンストップでご案内いたします。」
天皇陛下「お世話をお掛けします。よろしくお願いします。」




