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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

抵鋼戦士ヴァスタード

最新エピソード掲載日:2026/11/06
 人型機械生命体ロイコサイトが蔓延る世界。数多の人類社会が寸断され、統治機構はその規模を大きく縮小、人々は世界各地で小規模な村を形成し、その命を紡ぎ続けていた。

  平野の川沿いに作られた集落『ステイセーフ』には多くの人が住んでおり、その中にとある姉妹がいた。
 彼女たちの名前はアリスとリデル。この集落で生まれた姉妹だったが、妹のリデルが生まれたばかりの頃に両親は死亡。残された姉のアリスはたった一つの愛する命を守るため、村で最強とよばれたソルジャーに弟子入りする。
 ある時、近場のロイコサイトを駆除する為に村の外に出ていると、複数のロイコサイトを従える存在を発見。運悪く見つかり、逃走の最中で右腕を失う。その時、見つかる前に報告していた師匠が駆けつけ、アリスを助ける。師匠はアリスに逃げるよう指示し、落ちていた右腕を拾って村の方に走る。その後、師匠が現れることは無かった。
 村へとたどり着いたアリスはすぐに右腕の接合手術を始める。しかしその右腕は、師匠の奇襲攻撃の際に落ちたロイコサイトを従えていた存在の物であり、アリスはヴァスタードとなってしまったのである。
 それから8年、22歳となったアリスは戦いにおいて村で最強の存在であった。ヴァスタードの戦闘能力はあまりにも高く、ステイセーフはその規模をさらに大きくしていった。昔よりも安定した暮らしができるようになったが、アリスは変わらずリデルを守る為に戦い続けた。リデルもそんな姉を慕い、家事などでアリスの補助をしていた。失ったものは数多くあったが、二人の絆だけは留まることを知らず、幸せに暮らしていた。
灰燼の記憶
2026/11/06 08:00
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