闘神伝記 (神崎マコト、2006/03/06)
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○あらすじ
最大の困難にして最強の剣術と称される一方、「愚か者の剣術」として蔑まれていた幻の剣術、『双剣術』。茨の道を敢えて選び、ひたすらに「強さ」を求め続けた男トキーエは、師をも越える天賦の才によって、失われようとしていた双剣術を鮮やかに甦らせる。最期の双剣術継承者が歩んだ、苦難と栄光が交差する28年の生涯。
○おすすめ度
★★★☆☆
○みどころ
ジャリクが閑寂の境地に目覚める場面。
○感想
タイトルの通り、小説というよりは伝記っぽいスタイル。
俺TUEEではないが、どことなくそれに近い。トキーエ強過ぎんだよ。メアリー・スーかこいつは。しかし非人間的なまでにできすぎているように見えて、しかしどこか人間味を捨てきれない場面があるところが、彼のキャラを非常に魅力的なものとして引きだしている。
人名が気になるね。どこの国でもないような名前の人間が多いのにまじって、フランス風だったりアラブ風だったりする名前がちらほらと。そこらへん統一したらどうなの、と思う。
トントン拍子に話が進むせいで、起伏の多い方が好きな僕にとってはちょっと物足りなかった。




