表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/44

あなたの為なら…

横村さんは、自分で抱え込んでしまうタイプだ。

そういう所を見ると、放っておけない。

その時は、なるべく自分の仕事を早く終わらせて、助けている。

おせっかいと思われたくないから、あんまり出来ないけど…。


今の仕事は、次の日にある作業の準備をしている。

前にいた所では、作業が苦手でよく怒られたけど、今ではかなり出来るようになった。


皆に、いつか成長した所を見て欲しいなぁ…と思いながら、準備をしていった。


『中村さん』


いきなり背後から、私の名前を呼ぶ声がした。

振り返ると、私の顔の近くに横村さんの顔が見えた。


「…あっ、横村さん…」


今の距離は、近すぎる。

横村さんは、何とも思っていないのか、話を続ける。


『準備は、どこまで行きました?ゆっくりで良いので、無理しないで下さいね』


「あっ、あともう少しで終わります。ありがとうございます」


気遣いまでしてくれる横村さんは、本当に優しい人だなぁ…と改めて実感した私だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ