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夢の中であなたと…
『中村さん』
いつものように、横村さんが私の名前を呼ぶ。
『はい。どうしました?』
私は、少し首を傾げながら横村さんがいる方へ向かう。
そこには、いつもお話しているパートさんもいた。
『ここの商品、どうしますか?』
『うーん、今オススメしているものを置きます?』
横村さんの横顔を眺めると、悩んでいる様子が分かる。
その時、何故か携帯のアラームが鳴った。
「…?」
目を開けて、携帯のアラームを止める。
同時に、今の会話は全て夢だったのだと分かった。
「夢か…」
1人で呟いて、今日も仕事の準備を始めた私だった。
まさか夢の中に、横村さんが出てくるなんて…思わなかった。




