魔神器エンドフラグ破壊
「やはり追いてくるか」
空中に移動すると先ほど放たれたデマキの斬撃が絶対追尾の効果でこちらに向けて戻ってきた。
こいつの効果が消えるのは指定した対象に当たるまでなので攻撃で牽制しつつ、避けるしかない。
防御すれば一撃喰らったことになり、ワンパンの効果で俺は即死することになるので、非常に面倒だ。
『衛星兵装5連続で使用します』
デマキが消え、上空を見ると一瞬光の反射が見えたので『国葬』を飛ばす。
両者がぶつかり、大爆発が起きると思うと連続で畳み掛けられた衛星兵装の鉄塊が誘爆し、上空が火の海になる。
『侵食率100%。脚部パーツ『デビル・スカー』使用可能』
「やっとか」
『デビル・スカー』に固有極大魔法である『グラジペイン』を発動して瘴気を濃縮した黒炎のエンチャントをかける。
「一気に方をつける」
『四連続で通常攻撃を行います。追加で発動する範囲攻撃にご注意ください』
雷魔法の身体強化をかけて避けつつ、『デビルスカー』の効果の残像を作成する。
残像も対象の一部としてカウントされるため、空中で静止する残像に斬撃が全て命中すると絶対追尾の効果が履行されたことになり、消滅する。
それを確認している間に転移で距離を取られるので、そのまま加速した蹴りを入れてデマキの胴を真っ二つにする。
『呪怨状態発生。超再生を凌駕する継続ダメージを確認。大破からの復帰不可能。戦闘継続困難です』
「足一本が反動で持ってかれると思ったが、無傷か。ステータスだけは高いことはある」
近づくのが危険だと判断していたのか、未だ地上にいるソドムに目を向けると喚き始めた。
『クソ、攻撃が派手なだけのポンコツが! もう破れたか! 我は戦略的撤退をする! 我を転移させろ! デウスエクスマキナ!』
『超再生中の転移は、騎士不在のため魔導領域を不足しており不可能です』
『おのれ! 肝心な時に使えんやつが!』
隙だらけだし、このままやるか。
地上にいるソドムに向けてブースターを全開にして、落下と加速の威力を加算した蹴りを放つ。
『クソが! 愛するものを奪い取り、人々を醜い争いの果てに絶滅させ、我は至高の悦楽をを楽しむはずだったというのに!』
ソドムは真っ二つになり、赤黒い瘴気を大量に噴出させると灰になって消え失せる。
『敵対者の撃破を確認。権能『レヴィプライド』の発動条件達成。魔神器ソドムの全能力を徴収』




