魔神器起動
アッセンブリ。
ロボットを構成する各部のパーツを選んでロボットをカスタムするシステムで、大概のロボットゲーには実装されているものだ。
『アーマード・ファンタジー』は操縦者である騎士が一番大事な部分である動力源と遠距離攻撃の役割を担っているため、アッセンブリを失敗しても騎士の性能が高ければゴリ押しが効く。
だが、それでもギリギリの戦いとなってくるとかなり致命的になってくる。
今回の場合は俺ーーラスボスに対して絶対追尾、貫通無効貫通、ワンパンと言った特攻効果を持っているデマキが来る可能性があるので、万全を喫する必要がある。
PVPで生み出された対デマキ用のアッセンブリに必要なパーツを回収しなければいけない。
必要なパーツは足のみなので、邪魔が入らなければ早いはずだが。
『マスター、申し訳ありません。ウイルスの侵入を検知しました。魔神器ソドムからのものだと思われます』
「封印を解除してアホが消しかけてくるかもしれんと思っていたが早いな。俺を魔神器ごと飛ばした後、所持しているお前を含む全ての鎧をバラバラにしろ」
『承知しました。マスター』
周りにある鎧たちが粉微塵になっていくのを確認すると、周りの景色が切り替わる。
無骨な鉄の倉庫から巨人のために用意されたような超巨大住居が用意された丘の上に。
「こいつは寿命を削るからな。最短で回収して、始末しなければな」
魔神器の操縦席に風魔法で飛び移って、起動する。
『資格者承認。魔神器バビロン起動』




