女神たちが真の力を現す
リアナは満月の光の下、人知れぬ森の空き地に座っていた。
空気はひんやりと静まり返っていた。
彼女は深く息を吸い込み、澄んだ声で語りかけた。
「私はあなたたちを真に知りたい。
私の内なる声としてではなく…ありのままのあなたたちを。
あなたの真の力を見せてください。」
まるでこの問いを待ち望んでいたかのように、五柱の女神たちは初めて深い洞察力をもって答えた。
フレイヤが最初に口を開いた。その声は温かくも戦いに満ち、戦場の力と古代の魔法の威厳を湛えていた。
「私はフレイヤ、フォルクヴァングの女領主。
私の力はセイズル――運命と戦いの魔法。
近い未来の糸を見通し、戦闘におけるあなたの意志を強め、戦死者の魂を呼び出してあなたを一時的に守らせることができる。
目に見えない矢の雨を降らせたり、あなたの獰猛さを増幅させることもできる。
だが、セイズルを使うたびに、あなたの生命力がいくらか消耗する。
魔法には必ず代償が伴うのだ。」
ヘラは次に口を開いた。その声は威厳に満ち、冷たく、そして権威的だった。まるで、いかなる無秩序も許さないオリンポスの女王のように。
「私はヘラ、神々の女王です。
私の力は天界の権威です。
私は絶対的な秩序を敷くことができます。視線で敵を麻痺させ、忠誠や不忠の呪いをかけ、風や嵐の盾を作り出すこともできます。
また、結婚や結びつきを祝福し、より強固なものにすることもできます。
しかし、私の力は敬意を要求します。
もし怒りに任せて、あるいは制御せずに使えば、それはあなた自身に牙をむくでしょう。」
イシスは、古の叡智に満ちた、穏やかで深みのある声で語りかけた。
「私はイシス、偉大なる魔女であり、母であり、癒し手です。
私の力は、蘇生と均衡の魔法です。
私は重傷を癒し、壊れたものを修復し、透明化や幻影の呪文で守ることができます。
また、ほんの数分間だけですが、死んだばかりの人を一時的に蘇らせることもできます。
しかし、あらゆる癒しには、私の力の一部と、あなたの力の一部が費やされます。」
コアトリクエは、生命を与え、そしてすべてを貪り食う大地のように、古の、重く、恐ろしい声で語りかけた。
「我はコアトリクエ、蛇の衣をまとった者、神々の母にして、人を食らう者。
我が力は、原初の大地の抱擁。
大地を意のままに操り、裂け目を作り出し、敵を捕らえる根を張り、汝の肌を石のように硬化させ、黒曜石の蛇を召喚する。
大地から生命力を吸い取り、汝を癒すこともできる。
だが、大地は常にその代償を要求する。
大地を乱用すれば、汝は引きずり下ろされるだろう。」
最後にトヨタマ姫が口を開いた。その声は、海のように流れ、神秘的で、古の響きを帯びていた。
「私はトヨタマ姫、海の竜姫。
私の力は海竜変身。
一時的に自分の姿、あるいはあなたの姿を変えることができる。防御の鱗、水中での俊敏性、水中呼吸、霧や波の幻影を作り出すことなど。
小さな水流を操ったり、防御の霧を召喚することもできる。
しかし、変身するたびにあなたの人間としてのエネルギーを消費する。
あまりにも変身しすぎると、人間性の一部を失ってしまうかもしれない。」
リアナは目を見開き、驚きと畏怖の念に打たれた。
「…あなたは私が思っていたよりもずっと偉大な存在なのね。」
フレイヤは温かく答えた。
「ええ。
そして今、あなたは私たちのことをより深く理解した。だから、私たちをどう使うか決めなければならない。
武器としてではなく…あなた自身の一部として。」
リアナは立ち上がった。
「練習したい。
あなたの力に破壊されることなく、その力を使う方法を学びたい。」
女神たちは声を揃えて答えたが、それぞれが独自の個性を放っていた。「では、始めましょう。」その夜、リアナは女神たち一人ひとりと訓練を始め、次第に自分が持つ力の真の性質を悟っていった。




