迷宮探索に向けて 参加メンバー
「A級の人達ですか?その人達がいるなら僕達が参加しなくてもいいんじゃないですか?」
クロノは通い場を代表するA級の冒険者がいるのなら自分達は必要ないのではないかとカナメに確認する。
「そういう訳にもいかない。A級の奴らは迷宮内の探索についてはベテランで任せられるが魔族や魔物との戦いには慣れていないからな、そこを慣れているお前達に任せたいから参加してもらいたいんだ。」
カナメはクロノ達に参加してもらう理由にA級が魔族や魔物相手に慣れていない事をあげる。
「なるほどな、それなら俺達が参加するのもわかるな。リアトさんはA級の人と俺達を繋ぐ通い場の人間としての役割って事かな?」
ノアオはリアトの役割は通い場としての繋ぎ役だと想定する。
「それは確かにそうだが経験と人数的なものがあってな。経験に関しては以前にB級と一緒に活動してた事があるからその軽剣をA級でも活かせるかなと言うことと人数的にはA級が3人だからリアトを入れれば丁度3人になるなって事で丁度良い役割かと思って選んだ。」
カナメはリアトの事を以前にB級と共に動いた事による経験と人数の調整で呼んだと話す。
「それはどうもありがたい事だ。確かにB級の動きは見ていたがA級にそれが通用するか分からないから不安だな。基本的にはA級に任せて動くのが1番いいな。」
リアトは自分の動きに自信がないのでA級の言う通りにする為に出しゃばらずにひっそりと動くつもりだと話す。
「そんな訳で参加して貰えるなら次の休み辺にA級が帰ってくるから休み明けくらいには動けるようにしてもらいたい。うちの戦力は決して弱くは無いがお前達に匹敵するだけの戦略はないから何とかお願いする。」
カナメは通い場の他の人間では対処しきれないと考えてノアオとクロノ相手に頭を下げる。
「ここまで言われたら参加しない訳にもいかないって訳ですが迷宮に潜ったらどれくらいかかる想定ですか?」
クロノは参加したい気持ちはあるが迷宮内に潜ったことによる地上に帰ってくる為にどれくらいの時間が必要か確認する。
「どこに魔物が潜んでいるかわからないからな。想定では半年から1年くらいだと思っている。その間の学院はお前たちなら何とかなるだろうしな。」
カナメは潜った後で出てこられる想定の期間を話す。
その言葉を聞いて想定以上に時間が掛かることを理解して悩み始めるクロノだった。
対照的にノアオは1年くらい迷宮に潜っても問題ないような明るい顔をしてどこかに封印されている魔物を倒すことに賛成していた。




