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ゴブリンキングの鳴動  その20

どうするんこれ?


でも良く考えれば仕方ないことで、動物嫌いをつれてきちゃった。

自分達の安全を確保しちゃうってことは動物多めの彼等にとっては最終兵器接近中~!!って状態だしね。

よくバロールここに残れたよね。


しっかし、わしだけで来ても交渉なんて出来る訳ないし。

はじめから無理だったと思っておくかな~っと思ったら、その最終兵器が動いちゃったよ。


『この毛皮の人よりおめーさんのほうがスゲーんでしょ?この姿になってくれね~べか?わっし、触れたら死んでもいいから~』っと、毛皮を撫でながらも目はバロールを熱く見つめてる。


ゆら~っと、バロールに近づいて行く動物嫌い。


『待て!これ以上近づくな!!』物凄い汗かいてるぞ。バロール大丈夫か。

それでも逃げようとかしない辺りこいつの凄さを感じるが・・・・


するとメアリーが


『動物嫌いさんここの町。上からしか見てないじゃないですか~降りてからここまであんまり歩いてませんし~見てきましょうか~』ちょっとわしでも怖くなるような目でバロール見ながら言ってるぞこいつ


完全に脅してる。

どうして脅しになるか分からんが?



さぁさぁと動物嫌いに外に行くことを進めると。


『待て!!よせ!!そんなことされたらここに誰も戻ってこれなくなる』と、立ち上がって追っかけようとしているが、なぜかはいずっているバロール・・・・



腰抜けてたんかい!!!


と、ちょっと落ち着いたところで・・・・


話を聴いてもらって


緩衝地をつくるからそこで貿易するならいいということになった。

資金援助もかなりいい感じで了解してもらった。


協定や関税関係は後でとのこと・・・・つまり、動物嫌いが怖くてこれ以上は無理だそうだ。




と言うことで。


わしの国を含めて5つの国を周回する事になった。

初めとしてはいいだろう。


もちろん協力的じゃない国にはいかない。

後から含めて欲しがったらそれ相応の・・・があるべきだもんな。

何があるのかは知らんが。



フォロボスに戻ったわしらは空飛ぶ商業地と呼べるものをつくることになった。

先行投資はかなりの金額がかかりそうだと思ったら。

やり始めたのは、大小の箱作りだった。


使う数とかはメアリーとポーがアーカイブで想定しながら考えていた。


いきなり木で箱造り始めた時は驚いたが。


ここの造成で出た木をメインに使うらしい。


飛ばすなら軽く丈夫な材料がいいということで選んだそうだが、そんなんで大丈夫なのか聞いたら強度の必要なところは符で強化するから平気とのこと。


なんだかなぁ~?

とか言ってるうちに、山のように箱が積み重ねられていく。


あちこちにやぐらが組まれ。


コアと呼ばれる部分を作り始める。

丸い底の鍋みたいなものが出来上がる頃。


わしはエルフ城と第二ゴブリン城に魔力を注入する。

魔素の影響は無くなった。


もちろん、資金集めだけどね。

でも、オークキングはこれ出来ないから・・・苦しんでるんだろうなぁ~?

まぁ、そのおかげで時間が稼げるかな?

オーク自体は増えちゃいそうだけど。


いまでも120万匹は軽くいるんだって・・・あくまで兵隊の数だけね。


ちょっと考えちゃう時あるのよね。


わしらって魔物でしょ亜人種とかいう分類されることもあるけどさ・・・

わしの国なんだけど・・・・なんか?

凄いことしてない????


まぁ。


何が凄いのか良くわからんのだけどね。

わしがやってるわけじゃないし。


鋼材が組まれ。

組みあがったコア。


ん?丸い玉に長い棒が刺さってるような感じだ。


棒の上のほうで操作するらしい?良く分からん。


マツハは、何やら赤髭と打ち合わせしている。


メアリーはコボルト棟梁と格闘中だ。


ダニーは、資金配分と材料等の手配で忙しそうだ。


ポーは設計をアーカイブで立体に表記して漏れがないかチェックしている。


赤エルフは全員の補助としてバタバタやってる。


わしはそれらから上がってくる書類に鼻の穴に指を突っ込みながらポンポン判子を押している。

パンツロードにちゃんと見てくださいよ~とか言われるが・・・


正直見ても分からん。


四角い箱をを重ねて作るって言ってるのに、ポーの見せてくれたアーカイブだと円盤状に見える・・・平べったいコマみたいだ。


どうやるんだろ?それもわからん。


なので、待つことにする。



そんなこんなやっていたら。

ゴブリンとコボルトに変異が起きていた。

生まれた子のなかに

ゴブリナとコボルナというのが出たのだ。


ゴブリナは緑色の肌の目立つ美幼女でゴブリン並みに背は小さいがかわいい。

力仕事は苦手だが手先は器用なようだ。

精霊や魔力との親和性も高いので育て方によっては、マツハみたいになるのかもしれない。


コボルナも美幼女で頭に三角犬耳とお尻にフワフワ尻尾が生えている。

ゴブリナと同じく力仕事は苦手こちらも器用。

信仰力が高いから、プリーストとか向いてるかも・・・


でも、わしはシロで間に合ってるけどね。



30人30人となんだかはかったような数で生まれてきてるのもなんかの縁なのかもしれん。


とりあえず全員シロに預けて礼儀作法その他諸々を他の司祭さんたちと一緒に教えてもらうことにした。

がんばれよ~



ちなみに、彼女達のかわいさはロード種以上からしか理解できないそうだ。

へ~。



コボルナ見て喰いやすそうだって言ったホブゴブリンがいたので懲らしめておいた。



トンテンカン音がなる中。

イグドラシルの花が咲き乱れた。


ははははははは。


城が見えん・・・

黒い第二ゴブリン城が・・・


花だらけだ。


エルフ城もそんな感じだった。


これは楽しみだ。


少しは資金の足しになるだろう。


後はダニーしだいだよね。


花見酒ならぬ花見何杯目かのお茶を楽しみながら。

わしは優雅にくつろいでいる。


それでも、書類と判子はついて回るようで・・・足の指も動員しながら押している。


何かするって大変だなぁ~ホジホジ。



メインフレームとかいうものがやぐらの上に組まれた。

コアを中心に組まれたそれは金属で出来てた。

わしには良くわからないけど梯子の大きいのみたいに見えた。


イグドラシルの花が実をつけ始める頃。


箱たちも大体置かれた。

箱を倉庫やら店やらにするんだと言う。

内装も同時に進んでいたのか、置かれる頃には大半が出来ていた。


箱舟が着陸できる場所もあったがこれじゃ狭すぎないかと思った。

16隻程度しか降りれる広さがないからだ。


巨大な飛行石を作るため。

マツハが魔硝石の合成と調整と魔法の付与を行っていた。

アーカイブを展開してサポートするポー

細かい指示を飛ばすメアリー

祈るシロ


そして使われるわしの魔力?なぜ???


出来上がったそれをコアに入れるとゴウンっと全体が震えたような気がした命が入ったのだとわしは思った。




イグドラシルの実がたわわにつく頃。


色塗りしていたがほぼ完成。

色は白基調でふちは黒だ。


円盤状のふちのところに歯車見たいのがつき、その歯車のは一個一個が箱舟の発着場になるようだ。


1階部分が一番大きく2階3階と徐々に小さくなる。

地下1階2階の順に小さくなる。

ようは5層構造。

葉の部分は重ならないようにずれているなんでずらしたのかはわしにはわからない。


ふちのちょっとでっかい扁平コマみたいだなぁ~っとか、もはやプロ級になった判子押しも同時17個押しが出来るようになるころ・・・どうやってやってるかは自分で考えてみてくれ・・・空飛ぶ商店街が出来上がった。


このままここにおいておいても仕方が無いので、魔法王国とドワウォース帝国の退役軍人の人を総舵手にダニーの本部ギルドをここに移して~箱舟は、他の国から提供と購入。


ゴブリン城の国庫は空になったが、まぁいいだろう。

足りずにいろいろ借金してるようだが、魔物のわしがそんなもの知るわけがない。

信用のない魔物に金なんか貸すなよ。


さぁ、稼いでくれよ。


ってことで、店員見習いとしてコボルナとゴブリナを載せて、ハクから一本角牙狼族以下80人程を借りて警備に当てさせる。


町の設計が大型種用につくられていないのでゴブリンジェネラルはお留守番だ。

ダニーでキツキツなのだ。


で、処女航海&買い付け&売りまくりをすることになった。

わしとメアリー、ポー、赤エルフ、マツハ、ダニー、シロ、ホーリィで乗り込んだ。


浮かぶ扁平ゴマ。


まずは、セント・クロス・クラウンだ~!!と言うことで移動を開始。

巨大な為か揺れもなく風が強い感じだが快適だ。


飛んで移動しながらも、あちこちに箱舟が飛んで行ったり戻ってきたりしている。

途中でも商売してるんだなこれって。


一週回ったらどのくらい儲かるんだ?いや、どのくらい損するんだかも知れないな。

まだどうなるか分からない。



うちのメインの商品はイグドラシルの実と魔鉱だ。

両方ともかなり高額で取引されるらしい、いくらかは知らない。


風に撫でられ下を見て『たけっ!こわっ!』っと、わしは上からセント・クロス・クラウンをながめて、ちょっと金貨みたいだと思った。


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