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ゴブリンキングの迷惑  その19(エピローグですね)

『次に会うときはお前の命が尽きて私のもとで剣になった時か、因果の紡ぐ先か?』と言い残して剣の女神は去っていった。


終わったよ~。


いや。

終わってない。


わしに喧嘩売ったキング種共にお返しをせねば。


一斉にお声をかける事にする。


内容は、恭順の意を示しにゴブリン城に挨拶に来い。出来ない場合は森から出て行け。


上忍コボルトに伝えておいてねと言っておいた。


暫くして来たのはリザードマンキングだけだった。

8匹の腰みのだけの丸腰リザードマンに担がれたみこしのような物に乗って裸(鱗はえてるしあんまり意味ないよね?)で、後ろ手に縛られた状態で・・・


わしの前に置かれたみこし。


『わしの命で他の者たちの命救ってはもらえないだろうか?』とリザードマンキング。見た目と違ってしっかりした王なのかもしれないな、生まれたばかりでとち狂ったことやっただけだろか?


『わしはお前達を許さないが、配下に加わるために来たならなってもらうつもりだ。』と、わし。


『では、助けてもらえるのか?』


『うむ、お前しだいだが。先ずは服を着てもらおうかな?その様子では話し合いでもないしな。』とわしは笑った


『・・・・』無表情なトカゲ顔だがなんともいえない顔をしているように見えた。泣いているのだろうか?


結局、後からエルフ王も来たりして。

三者で話し合いをした。


なかなか意義のある話し合いでしたが、他のキング種は来なかった。

やっぱ食い殺すしかないな、わしはそう思っていた。


上忍コボルトの報告によると。

ケンタウロスキングは、森を出て行ったそうだ。

南の地を目指して移動するそうだ。


森を出て行ったなら追う事もあるまい、見つけたら許さんが。


オーガキングは何をとち狂ったかオーガクィーンビシュヌの領土を奪いに行った。

そこがわしらの城から結構近いことを忘れてたのか?

それともそこを支配してわしの城を狙うつもりだったのか?


わしとゴブリンジェネラル・トロールの赤髭と、何故か来たハクに囲まれて袋叩きにされた挙句。

モグモグ。

筋張っててうまくないな。

文字通りわしに喰われた。

オーガキングの配下の扱いはビシュヌにまかせた・・・ビシュヌの額の角が少し長くなった気がするがキング種の力の継承がなされたのだろうか?

まぁ、もともとキング種の系統だったんだからありえる。

戦闘を経験したオーガ数匹が存在変化していた鬼人になっていた。

大きさは人でも、能力はオーガよりかなり上の存在だそうだ。

そこからどう変化するのかわしも楽しみだ。


これからも油断できないな。



で、トロールキングも森を出たらしい。

+北に向かって・・・北はやばいだろ北は。

なぜ、やばいかと言えば。

オークキングの動向がかなりやばい状態なんだそうだ。

オークキングはわしが倒したはずなんだがいつの間に復活したのか新しく生まれたのか?したんだろうか?


オークキングは南西部の海岸沿いに移動しながら近隣の国々を襲って人間や他種族に略奪と隷属化をしていた。

酷いのが人間やエルフなどの女性にオークの子を産ませる・・・・えっとね、ゴブリン族もそうなんだけどね、他種族エルフとか人間族とかの女と交わると父親になった種族が生まれるのね。


確率的に物凄い高いんだよね。


男は全部、オークに食い物を貢ぐ為の奴隷とされ、動かなくなったら食料にされる。

つまり、大繁殖期ってやつですね。

オークキングのカリスマ性によってあちこちに分かれて住んでいた者もまとまってきてるとかで・・・

オークキングはもともと住んでいたという島、ランカル島に戻った。

戻って城に住んでいた数人の魔神を食い殺し、魔神召喚の魔法陣の前で出てくる魔神を喰っているらしく表立った戦場に出てこなくなってるらしい。


人間族も反抗作戦をあちこちで行ってることもあって被害はそれ以上広がってはいないだが出た被害がもともと大きいのでそれほど状況が改善したといえない。


むしろ、戦うことによってオークがボアオークに・・・ボアオークがハイボアオークに・・・ハイボアオークがハイボアオークナイトにハイボアオークジェネラルにとか。

挙句の果てにハイボアオークロードなんかも現れて人間族のほうが実際には追い込まれている。


そんなとこに、1匹1匹の力はオークの10倍以上だから平気とばかりにトロールロードと配下のものが攻め込んだから大変だ。

あっという間に返り討ちにあってみんな喰われちゃった。

クッソウわしの取り分が1匹減った。


まぁ、トロールキングは自業自得だよ。



わしの方は、第二ゴブリン城の為にセント・クロス・クラウンに技術協力を求めた。

前に助けたんだから、少しは手伝えっていうのが話の流れだよね。


魔素や瘴気の量が測れる魔法の道具おくれって言う話だったんだけど、人ごと派遣されてきた小さな箱みたいなのと全身を覆う布の服を着込んでいる6人、現地では頭も被り物をするみたい。


フォロボスに、つれていく


かなり手前から、数値に反応ありとか行っていた。

現地に着く前に頭にも被り物をしていた。


数刻何かしていたが、すぐに戻りましょうと言われた。


人間にはまだきつい数値らしい。


城まではまだまだ近づけないとのこと。

コボルトとかゴブリンは?って、聞いたら。

どのくらい耐えられるか分からないとの事。


わしは小さいままの状態で腰布一丁でかなり動き回れたので平気かなと?

ゴブリンとコボルトの移住を決めた。


でも、問題はすぐ発生しちゃった。


死んだ魔物たちが亡霊になって夜な夜な暴れるらしくて、それを退治するのと土地の浄化の為にコボルトの聖職者を百人ほど追加で送り込むことにした。

それにはシロも同行を求めたが・・・・わしの我が侭ということにしとこう。

本当は、ダニーとメアリーに物凄く怒られて外す事になったんだけどね、許せシロ。


ゴブリンジェネラルに亡霊退治の指揮を任せて。

数日が過ぎた。


轟音を立ててイグドラシルの木が育っている。

岩山を破壊しなだらかな起伏の上に立ち上がる巨大な城・・・それもまっ黒だ。わしはそれが見れる場所まで近づいているいやこの辺が限界かな?


でも、明らかに浄化と亡霊退治のおかげか6人の人間もフォロボスに入ることが出来始めている。


残念なこともある。

それは二つ。

一つは、コボルトが1割ほど死んでしまったことだ。

瘴気と魔素の濃いところに踏み込んでしまったことによる死と、亡霊に殺されてしまった者が出たことだ。


二つ目は、存在変化したこと。

へ?それが残念なのかだと!!!可愛くなくなるんだぞ!!!

わからんのか????えぇっ!!!



聖職者の数匹が牙狼族に、足軽とか侍とかはノールという背丈や姿は牙狼族ににているがどっちかって言うとノールは蛮族ってか山賊みたいだ。


今思うと、コボルトって実は物凄い強いんじゃないか?

職業のアップグレードでも強くなるし、存在変化でも強くなる・・・

まぁ、忠誠心は変わらないんだ。

いいか。


ゴブリンは半分ぐらいがホブゴブリンに変わってた。

ゴブリンも2割ほど減っていた。


だけど存在変化で能力が上がったこともあって、効率自体はむしろあがった。




新たな波乱と迷惑がやってくる前に、第二ゴブリン城建設を急がなくては。


轟音を上げながら成長を続けるイグドラシルの木を見上げてわしは思うのだった。


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