第10話 街の英雄
「終わった…みたいだね」
そう発しては簡単な回復魔法でさっき羽が刺さった傷を癒す。
そして軽く伸びをしてあくびする。
呑気だって?まぁリラックスしてないとこんな続かないからね
「ついでにレベルも一部もゲット、と」
さて…売るっきゃないね☆
今のレベルと言うと120って感じかな。
一応入学までにMAXまであげておきたいところだ。
私は売るために先程買い物しようとしていた所へ向かった。
「それにしてもこんな所まで魔物が発生するなんて、どれだけ増えたんだろ?」
街は命が守られる唯一の防空壕なはずなのに
「こればっかりは魔物が強くなってること以外は考えられないけど…」
しばらく歩いていくと私のところに大量の人が集まってきた
「えっと…どうかしまし…」
「貴方さっきの魔物を倒してくれたんですよね!!」
「あ、えぇまぁ…」
なんかすごい、どうしたらいいの
「あなたは街の英雄だ…!」
いやいやいやこんくらいねぇたくさんの人が倒せますって
「ここの食料持って行って!」
「え、あ、ありがとうございます…」
「ここの街は魔法使いが少ないから助かったのよ…」
「君は命の恩人だ!!」
な、なんか…ここら辺に住んだら毎日拝められる感じ…?
「是非ともこの街を今後とも…」
「あ、私やっぱ別のとこに向かうので…」
拝められるのはちょっとねぇ…うん
「それより商人の方、私の持ってる魔物の欠片とお金を交換してくれないですか?」
「もちろんさ!!」
よっしゃきた!
「20、いや30リーブルでどうだ!?」
え、いいんですか逆に
「ありがとうございます!!」
よしこれでだいぶは暮らせそうだな
「ところでこれからどこへ?」
あ、家!!!
「あーまぁ色んなとこ行って、魔物討伐して、まぁ過ごします!」
子供がなんてこと言ってんだよ…私一応今10歳らしいのに
不審がられないといいけど
「そうなのね。あ、そうそう西の山奥に黒竜が住んでるって噂よ。気をつけてね」
いや気をつけるにも気をつけらんないって
「わ、わかりました!てことでありがとうございました!」
そう言って私はソサクサとその場を後にした。
「これから向かうの西なんだけど…」
確かに強いけどある程度のレベルがあれば勝てるでしょう!きっと!
「それにしても西から魔力がたくさん流れ込んできてる…?」
グレンドール学園に近づいてるのもあるだろうけど魔物も多いのか…
しばらく歩くとまたもや街が現れた。
「今度はここで家探し、かな」
家探しはまだまだ続きそうです。笑




