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【91】新しい仲間(?)

どうしても状況説明や解説が多くなってしまう、

その原因は「フラグの建てすぎ」と

気づきつつ、猛省しながらお茶を

すする今日この頃、どうもshinonです。


最近、推しの缶バッチにカバーをかけました。

尊さが百倍増しになりました。鼻血もんです。


「――また北の魔王が、命を落とすことになるんだぞ」


卑下した笑みを浮かべながら、

ゴーディは秘密兵器を

発動させたとばかりに

自分の意見を並べだす。


「泥人形と、ノイリーとかいう精霊の権能の力は同じだ。

俺から泥人形を取り上げれば、その権能は失われ……。

一度ユキミヤ・リョウヘイに殺された北の魔王とその

複数の臣下は、もう二度と息を吹き返すことはない!」


突然、狂人から言い渡された死刑宣告。しかし、

私の内心はけっこう落ち着いていた。


「ショウコさん……」


「――理論上は、そうなるでしょうね。

彼の言い分からして、私が破壊した泥

人形も、あれで全てではなさそうだし」


顎を優美にかしげて、

ショウコさんは思案する。


出した結論は。


「……分かりました、ゴーディ。

あなたから『泥人形』を取り上げるのは、

双方の利益なしとみなし、不起訴とします」


勝ったと、幼児的な笑みを深めるゴーディ。

いかにも勝ち誇ったそぶりを見せる彼に、

ショウコさんは冷たい目で言い放つ。


「ですが、その代わり」


ぴくりと、ゴーディの肩が揺れる。


「私たちの戦力にはなってもらいます。

来るべき『紫の傷跡』の少女の奪還作戦に向けて、

あなたにも南北の戦力になることを強制します。

――これは、主からの命令よ。ゴーディ」


「……はっ。ずいぶん前に追放した男を、

何を偉そうに命令を下そうだなんて……」


「あなたは私の命令に逆らえない。だって、

そうでしょう? ――孤児だったあなたを

救ったのは、私だものね」


「……チッ」


何か、嫌な過去でも頭をよぎったのか、

ゴーディはそれ以上反論することは

なかった。


「――賢者さまの、仰せのままに」




『不快』――ゴーディが仲間に加わった瞬間だった。



イズミ「最近私のセリフ少なくね!? ねえ!?」



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