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チート戦艦の異世界奮闘記(凍結中)  作者: おもち6号
勢力拡大
10/22

閑話 魔物達の海戦

改めて思った。戦闘描写を執筆するのって凄く難しい。



今回も変なところがありますが、暖かい目で見てくれれば幸いです。


11/13 派閥を6つから5つに縮小

魔物というのは正直にいうと不明な点が多い。一応分かっているのは彼らが兵器に似た姿をしているのと大部分が人類と敵対関係にあるということ。


そして最近判明している、魔物ごとにアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアの計5つの派閥が存在し、縄張りを巡って対立し合っているということだった。


何故そのような派閥を形成しているのかは今でもよく分かっていない。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ーー???ーー


モルス海域と呼ばれる熱帯の海域に響く多数の轟音。空中で飛び交う数多の砲弾と光線。暗闇の中で紫色の火柱が大量に揺らめいている。



ほとんどの人間が眠りについている深夜に起きている熾烈としか思えない大規模な戦闘。これが人間同士・・・・の海戦だったら歴史に間違いなく刻まれるだろう。




しかし彼らにとっては名誉とかそういうのはどうでもよかった。


唯本能に従っているだけなのだから。


[ッッッッッッ!!!]


サービスと言わんばかりに一隻の戦艦型魔物ーービスマルク級が一斉に38センチ魔導砲を発射する。放たれた8発の砲弾は黒紫色の閃光の尾を引いて、同じ戦艦型魔物ーーノースカロライナ級の一番・二番砲塔及び魔核(機関のような物)に直撃、火達磨状態にさせた。


それに続いて巡洋戦艦型魔物ーーシャルンホルスト級が28センチ魔砲弾を火達磨状態のノースカロライナ級に多数撃ち込む。


砲弾を多数叩き込まれたノースカロライナ級は更に激しく炎上、爆沈した。



【……ッッ!!】


轟沈したノースカロライナ級の敵討ちといわんばかりに数隻の駆逐艦型魔物ーークレムソン級が赤色のオーラを身に纏い、高速機動で敵陣への突撃を仕掛ける。


突撃してくるクレムソン級を迎え撃つため、Z23型数隻が前に出て150ミリ魔導砲を撃ちまくる。


しかしクレムソン級はそれを交わしつつ、必殺の魚雷を広範囲に発射。それに気づいたZ23型は慌てて回避行動を取ろうとするが、放ったマッハ2.5の誘導魚雷はそのままZ23型の艦腹に炸裂し、真っ二つに轟沈させた。


勢いに載った数隻のクレムソン級は再装填し終えた誘導魚雷を、アドミラル・ビッパー級とシャルンホルスト級へと放ち、命中させる。


結果、アドミラル・ビッパー級は碌な迎撃も出来ずに轟沈。シャルンホルスト級は迎撃魔導機銃で数発破壊したものの艦首と艦尾それぞれに誘導魚雷が命中、航行不能に陥った。


艦尾をやられて動けなくなったシャルンホルスト級に対し別の駆逐艦型魔物ーーフレッチャー級が接近、誘導魚雷を全弾叩き込み止めを刺した。





一方で空での闘いもを熾烈を極めていた。


航空母艦型魔物ーーエンタープライズから発艦したF4Fワイルドキャットが、グラーフ・ツェッペリンから発艦したメッサーシュミットBf109と激しいドックファイトを繰り広げていた。


この二種類の艦載機は名前は大戦時と同じではあるものの、外見はジェット戦闘機の姿をしており、魔導機銃や誘導魔壊光弾といった如何にもファンタジーに出てきそうな装備を有している。


相手の後ろを取るべく旋回し、機銃や光弾を叩き込む。取られた側は紫のフレアを撒いて回避しようとし、敵の背後を取るチャンスを伺う。


しかし戦況は未だに拮抗していた。両機の性能や装備は中身が違えど互角。撃墜したりされたりを繰り返しても両母艦から無限に補充、投入され続ける。決着は中々着こうとしない。




[………、ッッッ、ッッッ]


拮抗した戦況を打開すべく、グラーフ・ツェッペリンが対艦攻撃機型魔物ーーユンカースJu88を数十機発艦させ、ついでに何処かに指示を出す。


制空権をまだ確保していない中、発艦したJu88はそのまま無限に敵機を投入し続ける元凶へ向かう。



エンタープライズも、向かってくる敵機を察知。迎撃のためにF4Fワイルドキャットを発艦させ、更に僚艦の軽巡洋艦型魔物ーーアトランタ型に対空戦闘を指示した。


発艦したF4FはJu88の編隊に上空から急降下で突入、12.7ミリ魔導機銃を叩き込み一気に半数を撃墜する。


突然の奇襲に対しJu88の編隊は防御火器7.92ミリ魔導機銃で迎撃するがマッハ1.8で飛行するF4Fには中々当たらず逆に撃墜されていき、更にアトランタ型が広域炸裂式対空魔導砲を一斉に放ったことで、ほぼ壊滅した。


【ッッーー!!】


自身の主を狙った愚かな敵を全滅させたことでF4F達は水晶を大きく光らせながら帰投を始めようする、



が、何故か機体がやけに重くなるのを感じ、意識が薄れていくのを感じた。



何故だ?


敵機は全滅したはず。


ほかにまだいたのか?


だがレーダーには何も映っていなかったはずだ。


それよりも身体が凄く熱い。



突然の困惑しながらも薄れていく意識の中で彼らの視界に映ったのは、



巨大な火柱と黒煙を上げて真っ二つに轟沈していくアトランタ型と自身の主であるエンタープライズ、そして火達磨状態できりもみしながら墜落していく味方の航空隊だった。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



[ッッッ、ッッッ]


エンタープライズとアトランタ型を撃沈した張本人、数隻の潜水艦型魔物ーーUボートVⅡC型がグラーフ・ツェッペリンへ任務成功の報告する。


彼らに与えられていた任務は味方爆撃機が敵の意識を引きつけている間に空母を撃沈することだった。


敵駆逐艦に発見されて返り討ちにされる危険もあったが、敵空母の護衛が対空重視の軽巡洋艦しかいなかったことと味方爆撃機に意識が完全に向いていたことが任務達成に繋がった。


[ッッッッッ]


グラーフ・ツェッペリンから一時帰投するよう命令を受け、UボートVⅡC型は自身のリーダーの下へ戻っていった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



そこからはもう一方的ともいえる戦闘だった。リーダーであるエンタープライズを失った艦隊アメリカは制空権を完全に喪失、大幅に士気が低下した。


ビスマルクを中核とした艦隊による砲撃とグラーフ・ツェッペリンから発艦したユンカースJu87とJu88の爆雷撃の波状攻撃によって艦隊は碌な反撃も行えずに轟沈、又は一目散に逃げ回っていった。


しかし彼らにも最期が訪れる。逃走している間に何処から駆けつけてきたのか、カテゴリーSのH42型とカテゴリーSSのH44型に遭遇。絶対的な格差を持ったこの二隻の戦艦の砲撃を浴び、遂に壊滅した。







モルス海域で起きた総数約400以上の魔物達による海戦はここで幕を閉じた。


しかし彼らの激しい戦闘は歴史に刻まれることはなく、深い深海へと葬られることになる。


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