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銀河のドラゴンスレイヤー  作者: 藍沢洗
【始動編】 第1章 終わり、そしてはじまり
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プロローグ

■プロローグ


 恒星間超長距離ワープ航法の発見により、人類はその文明の段階を数段、発展させることとなった。

 それまでの開拓船が数世代の時をかけて目指した星々への移動が一瞬で可能となり、人類は種の永遠の繁栄のため、銀河という大海原へと旅立っていった。

 距離の問題から移住を諦めていた惑星があればそこに行って開拓をし、安定した恒星系があればそこに人工の惑星を作り出した。

 結果、その勢力は1つの惑星の資源に頼って生活していた時期とは比べものにならないほど広がっていた。

「空を見上げよ。そこで輝く星々に、我らの同胞が住んでいる」


 人類が彼らと遭遇したのは、そんな言葉が当たり前のように語られるようになって2世紀ほどの時間が経った後だった。


 それは、人類が初めて出会った地球外生命体だった。

 彼らはとある惑星開拓船団の前に現れた。そしてその時、人類は100を超える開拓船と、1000万を超える人命を失った。


 宇宙怪獣――宇宙空間に棲むそれは、人類の新たな天敵となった。

 はじめての遭遇以降、彼らはたびたび人類の前に現れ、看過できないほどの被害を与えるようになった。そして、脅威に対抗するため、人類は数多くの兵器を作ることになる。


 そして人類は、1つの兵器を対宇宙怪獣の切り札として使うようになった。


 ――人型機動兵器【殲闘騎(スレイヤー)】である。


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