最終話 「子宝豊作」
お久しぶりです。
急展開になりますが神様にお願いした151歳は完結させて頂きます。
~~時が経つ事数年~~
「ハァ、ハァ~。逃がしませんよ。タケル!!」
試練の塔から戻ったわしらを迎えたのは紅潮させて荒い息をしているおさき。わしを見るなり抱き着きながら言うのと同時に足元には転移陣が現れて一瞬でわしを何処かへ移動させた。
転移陣から出るとそこには布団が1つあるだけの部屋だ。周りをみると白い狐の像が壁にびっしり置かれ部屋の真ん中にある布団を向いている。
「ハァ~。やっとレベルが100になりましたね。これでわたしも子供が作れます。」
かなり興奮している様で焦点があっていない目でわしを見ている。抱き締めている手は、かなりの力がこもっていてかなり痛い。
「おさきよ。落ち着いてくれ。そんなに力を入れては痛いぞ。」
「ふふふ。この時をどれだけ待った事やら・・・・。フフフ。」
わしの言葉に耳を貸さずおさきは、ブツブツと呟きながらわしの鎧や服を壊しながら乱暴に脱がしていく。鎧を脱がすのには時間がかかるがその時間も待てない様じゃ。フンドシ一丁になると布団へ豪快に投げられる。布団が柔らかいので痛みはない。混乱しているわしをよそにおさきは自分の服も破り全裸になると空中ダイブしてわしに迫って来る。
「おさきよ。まずは落ち着くのじゃ。ここは何処なの・・うぬ。ぬぬぬ。」
空中ダイブ中におさきの尻尾がわしの口手足を押さえられて逃げられないようにする。おさきに覆いかぶされるとそのまま体中を舐めまわされていく。
「フフフ。タケル。子作りです。今日から10日間わたしが面倒見ますから・・・。ハァハァ。何も心配いりまらんよ。タケルは、子作りだけを考えればいいのです。」
?おかしいぞ。予定ではアリス・ラルチェ・おさきの順で子作りする予定だったはずじゃ。アリスとラルチェがまだレベル100になっていないのでまだ子作りは先のはずじゃ。
「むっ。むむむむ(アリスからの順番のはずじゃからまだ子作りは出来んぞ!!)」
「フフフ。タケルが悪いのですよ。二人には悪いけど何時まで経ってもレベルが上がらないのだから・・。もう待てません!!!」
おさきの目を見ればわかる。本気じゃ。順番など関係ないのじゃな。今頃、アリスとラルチェもわしを必死に探しているじゃろうが・・・・。救援は無理じゃな。周りの狐の像が結界を張っているのじゃろう。何度念話をしても通じない。ルル様にも通じないのであればここは神の聖地でたぶんたまもちゃんの管轄している。これは、いよいよ覚悟を決めねばなるまい。
考えているとおさきが全身を舐め初める。一つの汚れも残さぬ様に強めに舐めている。全身を舐められた頃にはすでに天を貫く勢いで準備が出来てしまった。
「フフフ。タケル始めますよ。10日と言わず子が確認できるまで続けますからね(ハート)」
おさきがわしの上に乗ると残りの尻尾がわしの腰に巻き付きしっかり固定される。
~~子作り開始~~
「タケル御飯ですよ。は~い。あ~して(ハート)」
「うむ。うまいなこれ。」
「そうでしょう。わたしがこの日の為に用意した特別な食事ですよ。体力・精力共に回復して滋養強壮にもよくなにより美味しい。最高の子作り食です(ハート)」
そんなこんなで10日が過ぎた頃にはおさきの腹は子供が身籠ったような大きくなっていた。
「おさきよ。終わった様じゃな。10日間世話になった。そろそろ仕事せねば拙いので話してくれないか。」
「フフフ。何を言っているのですかタケル。まだ10日しか経っていないでしょ。確実に身籠るには一ヶ月は必要でしょう。大丈夫ですよ。ちゃんとタケルの仕事も二ヶ月先まで処理していますから一ヶ月くらいは続けますよ。」
「なっ。待つのじゃ。おさきよ。皆が心配するではないか。一旦戻らせてくれ。」
わしの言葉におさきの目の輝きが無くなる。・・・怖い・・・・・もしかしておさきはヤンでいるのか。いきなり最終回で実はおさきはヤンデレだったとでも言うのか?
今までそんなそぶり一度もなかったぞ・・・・。
「ぬぉっ。平常に戻ったわしを奮い立たせるためにそんな所に尻尾を入れるでない。辞めてくれ」
「タケルがいけないのです。聞き分けが無いから。それにこんなに小さくなって、一ヶ月位は持たせなさい。この粗〇ン!!」
「なっ。いきなりキャラを変えるでないぬぬぬぬぬ。」
おさきの口でわしの口を塞がれると液体が流し込まれた。尻尾で上を向かされてドンドン液体が流し込まれていく。口が塞がれているので吐き出せず口一杯になり、飲み込むしかない。
ゴクゴク・・ゴクゴク・・。
呼吸が苦しくなり暴れるが体が固定されていて動けん。大量の液体を飲まされ続ける。
どれだけ続いたかわからない。呼吸が出来なくなり頭がボートし始めてくるが不思議と苦しみが無くなって行く。そのまま意識を失った。
目が覚めてみるといつもの布団の中にいた。周りを見るとアリスが右手をラルチェが左手を握りしめている。
「良かった。タケル様。お目覚めですか。」
「おはようございます~。タケル様。」
「おはよう。アリス・ラルチェ。わしはどれ位寝ていたのじゃ?」
「タケル様はおさき様と戻られたのは約一ヶ月後でそれから2日間寝ていましたよ。本当に心配したのですから。おさき様がタケル様を連れて行かれる時に手紙を落としていったので大体の状況は理解していました。」
「そうか。心配かけてすまん。」
「・・・・・・・体調が良くなりましたら早速ですが子作りしましょう。わたしもラルチェもタケル様がいない間にレベル100になりましたので」
「なっ。後1年は掛かると思っていたのに・・・ムリしたのじゃなお前達。」
「同然です~。おさき様~が子作りしていると考えただけでどれだけムカムカしたか~。アリスなんてキレてルル様とアルタ様に直談判してましたよ。おかげで特訓してもらいましたからレベル100になりましけどね」
「ラルチェ!!タケル様には内緒にしよう言ったでしょ!!!」
「あっ。ごめんなさい。」
いつものやり取りにほっとする。うむ。やはり妻たちとは和やかに会話をしたい。ヤンでいるおさきは正直かなり怖かった。
それから数日後、アリスと子作りをする事になった。
「アリスよ。わしの子を宿してくれるか。」
「はい。タケル様。喜んで(ハート)」
後宮のアリスの部屋で10日間の子作りが始まり、その間のわしらの面倒はラルチェがしてくれた。
無事に子作りが終わるとアリスの腹はかなりの大きさになっていた。おさきは半神だったのでそんな者かと思っていたが人であるアリスの腹も大きくなっているのを見ると人体の神秘にも思える。改めてレベル100の女性でないと子が作れない事を痛感させられた。
数日後にはラルチェとの子作りを後宮のラルチェの部屋でする事になった。
「ラルチェよ。たっぷりと可愛がってやるからな。楽しんで我が子を宿してくれ。」
「は~い。タケル様。たっぷり可愛がってください~。」
10日間の世話はメルとランプルがしてくれて無事終える事が出来た。これで後宮には全ての王妃が身籠った事になる。
どれ位で生まれるかは種族によってことなるので誰が第一子なのかは生まれるまで分からない。誰の子が第一子になっても問題ないようにしなければなるまい。子供同士が王位継承で揉めるのだけは回避したい。その為にもわしは、レベル500になり半神化しなければなるまい。半神化すれば寿命は無くなるので永遠にわしが王を続けられる。子供達は、王族として縛られることなく自由に生きられる。子供や孫達などの子孫は自由奔放に育ってほしい。王族として無駄なプライド持ってしまったらへし折るのもわしの役目じゃ。
わしの日課は大きく変わった。朝の仕事はお腹を大きくした王妃達との雑談になった。
おさきが子育てに専念したいと言うので国政から抜けたのがかなり痛いその埋め合わせをするのにわしの日々は忙しくなってしまったが子供の為と思えばいくらでも我慢が出来る。
おかげで試練の塔には行けていない。これを機にオードリーとマリリンはパーティーメンバーから抜けて自分たちの仕事に戻っていった。
エリザベスはメルとランプルと親衛隊を連れて試練の塔に籠っている。
パティーメンバーには、それとなく王妃にならないかと口説いたがオードリーとマリリンには今の関係を続けたいとやんわりと断られてしまった。数ヶ月に一度は夜を共にする関係になった。
エリザベス・メル・ランプルは、王妃には興味がないがわしとの子は欲しいので妾にはなりたいらしい。まっ。わしの子を宿したら妾から王妃にしようと心に決めている。
「タケル。早くレベル500になりなさい。いいですか300年は待ちますがそれ以上かかるようでしたらどうなるかわかっていますね。」
「そうだね。僕も300年が限界かな。それ以上かかるなら王を辞めてもらって僕とルル姉さんで毎日特訓だよ。」
「たまもちゃんは、待てないので100年ごとに子作りしてもらうのです~。」
「たまも! またですかあなたという人は何でそんなにわがままなのですか!!私とアルタが300年は待つと言っているのですよ!!!」
「そんなのたまもちゃんはしりませ~ん!!」
「キィーーー!!」
「アハハ。相変わらずだね二人とも」
頼むから書類の山に埋もれているわしのまわりで騒がないで貰いたい。仕事が進められない。
しかし、300年かぁ。
地球では151歳まで生き、異世界ではその数倍以上生きられるとは・・・。
わしは、どこへ行っても長寿じゃな。
Fin
正直PCが壊れてから書く気がいっきに無くなり二ヶ月も放置していました。エタルくらいならどんな形でも完結させるのが作者としての礼儀と思い書き上げました。
このような形で完結になりましたが今まで読んで頂いた方々本当にありがとうございます。
そして、こんな駄文にもかかわらずお気に入りに登録して頂いた方々、本当に本当に感謝してもしきれません。




