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第9話 初のボス戦と再会

 更新遅くなりました。すみません。

いつもより長いです。

 系統樹を確認した。自分にかける前に一応確認しとこうと思ったからだ、


=======================

スロウイルス――ハイスロウイルス――???……

 ・

 ・

 ・

ペインウイルス――???――???……

 ・

 ・

 ・

=======================


 ハイスロウイルス? そういや、スライムと戦っていたとき、進化とか聞こえたな、それか? 詳細を見ると俊敏5%減少が10%減少になっているな、ペインウイルスはレアダーティスライムから感染したやつだ。3秒毎に最大HPの1%ダメージを受けるらしい。すぐ免疫力で解除したから分からないが、

 では試してみますか!


「ハイスロウイルス、発動!」


 そういって俺は自分の額にデコピンをしてみた。すると……


『ウイルスが感染しました! しかし敵からではないので、免疫力は働きません』


「忠告ありがとさん、だが俺にとってはそのほうが好都合だ!」


 なんたって俺にはウイルスの感染によって生じた効果を反転させる【アスクレピオスの杖】があるからな!

 思惑通り効果は反転され俊敏が10%上昇した! 持続時間は5分みたいだ。


「じゃあ、そろそろボスを倒しますか! 」


 そういってボス部屋のドアを開け、中に入った。するとドアは閉められた。そこはお約束だな。

 部屋はサッカーコートより少し狭いくらいでかなり広い。そして石のレンガの隙間から青白い光が漏れ出している。


「雰囲気出るなー! ボスはどこだ?」


 すると俺の探す声に反応したように部屋の中央の床からどす黒い液体が這い上がってきた。そうして高さ3メートルくらいのスライムが出来上がった。


「生物図鑑」


=======================

イビルスライム(レベル28)  HP 3000/3000 (ボス)


ステータス

攻撃力700 防御力350 俊敏50

知力120 幸運50 免疫力200


スキル

【ウイルス付与】

【忍び寄る影】

【分裂】

【深淵の闇】

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「流石ボスだけあってステータスはどれも俺より、いや免疫力以外高いな、俺そんなにおかしいのか?」


 攻撃力が高いから【症状緩和】があってもこれまでのように1ダメージということはないだろうな。スキルは名前にふさわしく、どれも凶悪だな。


 【忍び寄る影】は地面に影を落として、そこにいつでもテレポート可能、だが一度に一箇所までで一度テレポートするとまたスキルを使い直さないといけないみたいだ。

 

 【分裂】は文字通り、分裂するみたいで分裂するとサイズは同じだが、ステータスが半分になる。2回までできるようだ。つまり4体まで増えるということか。戻すときは任意のタイミング元に戻れるみたいだ。


 【深淵の闇】は10秒間だけ物理攻撃を無効化するみたいだ。


「かなり苦戦しそうだ、だがだから燃え上がる!」

 

 俺は、走り出した! スライムの反対側に!


 なぜかって、このままじゃ危ないじゃないか!


 そうして部屋の端近くに行った俺は


「ハイスロウイルス、発動!」


 で額にデコピンを繰り返す。

 俺はスライムに囲まれたとき、同時にウイルスに感染したとき、効果は重複していた。まあすぐに解除されたが、

 スライムが近づいてきた。【忍び寄る影】はさっき現れてきた部屋の中央に配置してあるようでスライムほどの面積が黒色になっていた。

 

 そしてスライムは5メートルほどの距離に近づいてきた。俺は拳を握りしめて、


「ペインウイルス発動!」


 俺は拳を振りかぶった。そして生まれた衝撃波がスライムにぶつかり巨体がゆえにぶっ飛ばすことは出来ないが、20ダメージそしてウイルスを感染させ、スライムの進行を止めた。

 俺はそのままウイルスを付与して殴り続けた。

 

「このまま、倒せるんじゃないか」


 するとスライムのHPが半分を切ったとき、スライムが【分裂】した。元いたスライムのから俺の方に飛びふ出すように飛び出してきた。


「おいっ! そのなのありかよ!」

 

 避けられるはずもない不意打ちに俺はダメージを受けた。


『HPが1割以下になりました。 ウイルスに感染しました。解除しました』


 1000あったHPが7になっただと! 何故だ! 分裂したらステータスが半分になるんじゃ……

 後ろに元いた奴がいない! 俺は【分裂】のスキル説明を思い出した……

 任意のタイミングで戻れる、戻ったのか! しかもクリティカルで2倍になっているのか!


「おらぁ!」


 どうこういっても仕方ない! ぶっ飛ばす! 直接当てればノックバック(大)になるはずだ!

 スライムは10メートルくらいぶっ飛んで気絶した。

 こんな土壇場でクリティカルが出るとはな

 

「もらったぞ!」


 俺は駆け出しスライムに飛び乗った。


『感染しました。解除しました。感染しました。解除しました。感染しました。解除しました』


「うるせえな」


 スライムの体に触れているせいか感染し続けている。

 近づいて気が付いたがスライムの中心に核のようなものが見える。弱点か、どうしたら当たる……

 そうだ衝撃波届くんじゃないか!


 俺は一発まず殴った。案の定ダメージが入った。

 

 気絶しているから【極悪非道】の効果も発動していて攻撃力が2倍、【拳の語り合い】で防御無視!

 つまり60ダメージ入る。これだけではきついかもしれないが、さっきかけたまくったウイルスの効果で持続ダメージで1秒あたり60ダメージ俺が一発撃ち込むのにかかる時間も1秒程度!

 つまり毎秒120ダメージいける!


「倒れやがれー!」


『ボスモンスター、イビルスライムを倒しました』


「良し勝ったー!」


 すると俺の前に長い赤髪を腰元まで伸ばした女の子が現れた。


「アイ?」

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