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第24話 起死回生の剣(天竜目線)

遅くなりました。すみません。

 扉を開けて中に入った。

 中はサッカーコート2面分くらいの大きさで、部屋の中央に圧倒的な存在感を放っている黒いドラゴンが構えていた。


「我の眠りを妨げるものよ! 篤と滅ぶがよい!」


 喋るモンスターがいるとは驚いた。

 

 そのドラゴンに俺は走って近づいていく。何故か俺が来るのを待っているようだ。

 

「【加速(アクセラレーション)】!」


 俺はドラゴンの背後に周り込み、剣を構えた、するとドラゴンは尻尾を動かし俺を払い退けようとした。

 そこで俺は、


「【多重詠唱】!」


 キィィイイーン!


 俺の剣とドラゴンの尻尾が火花が散る。


「なぜ吹き飛ばない!」


「答えてやる義理はないぞ!」


 【魔法付与】、【マジックスター】、【ライトボール】を使ったのだ。【ライトボール】でまず闇のこいつに対して威力が上がり斬りやすくなるがそれでは足りない、そこで【マジックスター】だ。ドラゴンの攻撃で生じる衝撃をノックバックで相殺したのだ。

 だが流石に吹き飛ばすまで、では無い。


 俺はそのまま、ドラゴンの尻尾に飛び乗り剣を体に突き刺しながら走ろうとするが流石に硬く、剣が刺さらない。

 なら柔らかい箇所を刺すだけだ!!

 自分でも気分が上がっていくのが分かる。久しぶりだ!


 背中まで上がってきた俺を落とそうとドラゴンが手で振り落とそうとしてくる。


「我に登るとは小賢しいぞ! 落ちろ!」


「【魔法付与】!! 【ソードシールド】!!」


「何っ!」


 ドラゴンの手は弾かれた。確かに【マジックスター】のノックバックだけでは弾けない、だが【ソードシルード】は高速で剣を回して衝撃を和らげるスキルだ。つまり雨の如くノックバックがついた攻撃が降り注ぐのだ!


「はあああああぁぁぁぁぁああ!!!」


 俺はドラゴンの顔までたどり着き叫びながら右目を剣で突き、潰した。

 

「クソッ我の目が目がー!」


 流石にドラゴンでも痛いのか暴れて振り落とされたので落下の衝撃を【ライトボム】を付与した剣で和らげる。


「ハハハッ! 雑魚が!」


「我をコケにしよって! 【邪の蔓延る炎の海(イビル・フレイム)】!!!」


 ドラゴンの口から闇に汚染された炎がこちらに向かって吹き出してきた。


「【多重詠唱】!! 【ソードシールド】!!!」


 【魔法付与】で【マジックスター】、【ウィンドボール】、【ライトボール】、【ライトボム】を付与した剣で受け止める。


 【マジックスター】で攻撃の衝撃を和らげ【ライトボール】、【ライトボム】で闇属性の攻撃を和らげ、【ウィンドボール】を纏わせた剣で炎を左右に分けていく。


 そして炎が立ち消えたあと……


「何故、無傷なんだ!!」


「何故だろうな? 知ったところで死ぬだけだがな!!」


【魔法付与】! 【加速(アクセラレーション)】!!」


 俺は駆け出して、自分を斬りながら進んでいく。

 俺はどんどん加速していく。するとドラゴンは、何か言い出した。


「来れ闇の再来……」


 俺は足、手、尻尾の攻撃を避け時に体を反らして避けながら、再度ドラゴンに近づいていく。最初とは違い全力で邪魔をしてくる。


「今、光を撃ち滅ばさん力を……」


 大技か? まあいい俺は自分を斬りながら尻尾の上に飛び乗った。そして登っていく。


「我が身に応じ……」


 俺はやつの攻撃を速くなった体で紙一重で避けていく。その時でも自分を斬る。


 そして……


「顕現せよ!!」


 俺は自分を斬って飛び上がる!


「【暗黒水竜《ダーク・リヴァイアサン》】!!!」


『スキル【断罪】を取得しました』


 そしてドラゴンは吠える、そして口から力が計り知れない闇の光線が撃ち出される。


「はぁぁあああ!!!!」


 俺はそれを剣で斬る、生を渇望する……


『スキル【起死回生の剣】を取得しました』


 俺の力が膨れ上がる! 

 俺の剣が闇を断ち切り、そのままドラゴンの顔に振り落とした。


「死ねぇぇー!!!」


 そして俺の剣はドラゴンを断ち斬った。


『隠しボスモンスター、暗黒竜カオス・ドラゴンを討伐しました』

誤字直しました。

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