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第17話 化け物扱い

 短いですが、ご容赦ください。

 戻って今回は主人公目線です。

「【最後の槍(ラスト・ランス)】!」


 今までとは違い鬼気迫る勢いだった。

 俺は嫌な予感がした、【深淵の闇】では通常攻撃しか防げない、直感的にコイツが使ったスキルはバフ系ではなく攻撃系だと思った。

 よって俺はあれをつかうことにした。まあ遠慮は要らないっていっていたしな。


「【分裂】!」


 そして俺は片方の俺で、受けることにした。


 ドォッカーン!!


 コイツの一撃が一人の俺に当たって小爆発を起こした。

 爆発でのダメージ自体は【症状緩和】で1ダメージだったため平気だったが、


「なんて威力なんだ……」


 これが当たっていたら分裂前でも即死だったろうな……


「なっ何! まだ倒れ、グハッ」


 すると槍使いは、血を吐いて倒れた。

 相打ちを狙ったみたいだ。俺ももうすぐで負けていたな。


「槍使い! いや黒猫だったか? お前は強かったぞ! イビルスライムなりに!」


「いや、圧倒的にお前の方が強かっただろ……あとイビルスライムってなんだよ……」


 そうして黒猫は光の結晶となって砕け散った。


「黒猫か、覚えておこう!」


 そうかアイがなんかあのダンジョン難しいっていってたな、なら知らなくて納得だ。


「おい、そこのお前!」


 何だ? また囲まれてるじゃねか!

 俺の周りには20人くらいのプレイヤーが集まっていた。

 さっきの小爆発で寄ってきたのだろうか。


「あの爆発攻撃は相当強いスキルだな! だがこの人数相手には勝てないだろう!」


 集まってきて即座に協定組んでるのか、すごいリーダーシップだな! だが俺の前には無意味だ!


「おまえ達には勝てないぜ、俺には!

 さあ、来いよ!」


「ペインウイルス、発動」


 試したい事があるんだよなぁ、発動後の技にウイルスが付与されるならこれはどうだ?


「【深淵の闇】!」


 一斉に俺に切りかかってきた。


「「「「「何っ! 継続ダメージだと!」」」」」


 シンクロしているのに少し笑いが出たが、成功みたいだ。10秒間だけ触れたものにはウイルスを感染さえられる。


「なら【分裂】!」


「「【分裂】」」


 最速で拳を打ち込む!

 分裂した後の7秒でかなりの数打ち込んだ。

 4人で30発程度か? 


「何だと! 全員逃げろ!」


「あんなの勝てねぇよ……」


「化け物ー!」


 結局全員逃げて行った。予想と違って衝撃波でも触ったことになるみたいだ。

 だがまあ普通にもダメージも入ったし、ほっとけば死ぬだろう。

 その予想通り、先程のプレイヤーは全員逃げる途中で力尽きたのだった。

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