旦那が浮気した
夜遅く、友人の紗羅からの電話が入る。
紗羅とは、幼馴染、付かず離れずの関係だ。
損得のない関係だからこそ、見栄を張ることなく、惨めな気持ちになったとき、愚痴をこぼせる唯一の存在。
紗羅は5年前に結婚、子供を2人もうけて、家事に子育て、仕事に追われる状況にあるため、たまにラインはあっても、電話で話すことはない。
「紗羅、どうしたの?」
「彩華ごめんね、夜遅くに。」
「いいよ、何かあったの?」
「旦那が浮気してるみたいなんだ。今日も帰れないって。」
「間違いないの?」
「うん、おかしいなぁとは思ってたんだけど…」
紗羅は、浮気と見られる行動を話す。
浮気は、間違いないと思われる。
「紗羅は、別れたいの?」
「別れて旦那が浮気相手とくっつくのは悔しいし、1人で子供を育てられる自信がない。」
「だったら、浮気を疑って責めたりしたらダメだよ、居心地の悪い家には帰りたくなくなるだけだから、賢く行動しなきゃね。」
私は、3年前に離婚している。
今でも、浮気をした夫を許すことはできないが、夫の浮気を感じてから、夫を責め、喧嘩が絶えず、夫を浮気相手の元に送っていたことは反省している。
所詮、浮気は浮気、家庭の居心地さえ悪くなければ、男は面倒な離婚を進んではしない。
そのうち、浮気相手が面倒になる。




