職業解説:暗殺者
竜狩人と首狩人における暗殺者の割合は、およそ2:8。
有用な技能は多々あれど、どうしても力不足感が否めなくなってしまい、最終的に転職を選ぶ竜狩人は後を絶ちません。
★暗殺者 (中衛)
◆能力値
HP→D
MP→C
ATK→C
DEF→D
INT→C
MND→D
SPD→A
DEX→S
LUK→E
●常時発動型技能
◎【暗影術:刺殺】
生物、非生物を問わず万物の弱所を見抜く事ができる。
弱所とは要するに弱点、急所の事。
あらゆる物体や事象に存在するという弱所を看破し、その一点を正確に突く事ができれば、どれだけ大きな力も最低限の力で〝殺す〟事が可能。
もちろん限度はある為、過信してはいけない。
●随時発動型技能
◎【暗影術:絞殺】
魔力で顕現させた糸、紐、縄を操る支援系技能。
絞殺とは言うが、何も殺す事しかできない技能というわけではなく、ただ単に敵を拘束する目的でも使用できる。
込めた魔力によって糸、紐、縄と変化し、強度も変わる。
◎【暗影術:相殺】
自他問わず能力値を弱体化させる支援系技能。
生物のみならず武器や防具にも付与でき、見た目をそのままに壊れやすくしたりする事が可能。
なお、同時に弱体化できる能力値は対象1人や1匹、1つにつき1つまでとなっている。
◎【暗影術:毒殺】
あらゆる毒を生成して操る攻撃系技能。
固体、液体、気体と様々な形で猛毒を生成する事はもちろん、その猛毒についても速効性、遅効性、麻痺毒、睡眠毒と使い分けが可能。
また、生成した毒を武器へ付与する事も、毒そのものを針や小刀などの武器に変えて戦う事も、他から受けた毒を中和する事もできる便利な技能。
◎【暗影術:自殺】
呼吸も心臓の鼓動も止めて死を偽装する支援系技能。
言ってしまえば〝高度な死んだフリ〟。
Lvや適性にもよるが、人間より遥かに鋭敏な感覚器官を持つ竜化生物すら、魔力にて漂わせる擬似的な死臭で騙し通すほどの擬死が可能。
総合評価:B
武闘家と盗賊を派生元とする、15の合成職の1つ。
人間か竜化生物かを問わず、命を奪う事に特化した職業。
正面切って戦う職業ではない為、攻防の能力値は低い。
また、Lvや適性を高めても危険度の高い竜化生物相手には技能が通用しない場合も多く、どちらかと言えば首狩人向けの職業だろう。