職業解説:武闘家
この世界の武術には2つの流派があり、どちらを修めるかによって武闘家の戦法にも差が出ます。
ちなみに転職して武闘家ではなくなったとしても、武闘家から派生した職業に就くなら磨いた技術は無駄にはなりません。
★武闘家 (前衛)
◆能力値
HP→B
MP→E
ATK→B
DEF→D
INT→F
MND→E
SPD→S
DEX→C
LUK→C
●常時発動型技能
◎【武人術:瞑想】
火属性と氷属性に高い耐性を得る。
心頭滅却すれば〝火〟もまた〝涼〟し。
また、息吹のダメージも僅かにだが軽減する。
●随時発動型技能
◎【武人術:回避】
一定時間、SPDとLUKが強化される支援系技能。
文字通り敵の攻撃を回避しやすくなる技能だが、結局は使用者の技量によるところが大きい為、信を置きすぎるのも良くない。
◎【武人術:気弾】
拳撃、蹴撃、手刀などの物理攻撃と同時に、指、拳、脚などから無属性の攻撃系技能。
武器を用いない類の遠距離攻撃ではあるが、INTではなくATKの数値でダメージ計算が行われる珍しい技能。
しかし威力はともかく有効範囲が狭い為、大抵の場合で牽制程度にしか使えない。
◎【武人術:反撃】
相手から受けた物理攻撃を無効にしつつ、そのダメージを乗せた物理攻撃で以て跳ね返す攻撃系技能。
冷却時間はそこそこ長いが、1度だけ必ず相手の物理攻撃を無効にできるというのは大きく、武闘家の中でも特に有用と言える技能。
◎【武人術:通撃】
敵のDEFを貫いて体内にダメージを与える攻撃系技能。
人間の盾や鎧、竜化生物の鱗を無視してダメージを与えるという意味では武闘匠の【武神術:穿撃】と同様だが、こちらは外側の盾や鎧、鱗を破壊せぬまま体内だけを破壊する。
人間相手でも竜化生物相手でも、〝傷つけずに捕獲してほしい〟という依頼はある為、使い所はなくもない。
総合評価:C
誰もが最初から選択可能な7つの基本職の1つ。
武闘匠が〝剛〟の前衛なら、こちらは〝柔〟の前衛。
物理攻撃への耐性も高い武闘匠と違って打たれ弱い代わりに、あらゆる職業の中でもズバ抜けて高いSPDを誇る。
逆に言うと高難度の迷宮攻略においてはSPDくらいしか通用しない場合も多く、どちらかと言えば首狩人の方に需要がある職業。