9 3回目の傷
総合評価平均1ポイント・・・・・・
がんばろ
耐えかねられない傷を負った、二人。
自殺を考えていた。
転落して死ぬなど、生存率が高い。
だから、確実に死ぬ方法を考えていた。
首吊だった。
それで、死のう。
そういう風に考えていた。
心は、崩壊していた。
虐めを無くすためにも、自殺を考えていた。
その、異常な精神を止められるはずか無い。
恨みがある男子にも。裁きを浴びせたい。
その考えは、さらなる惨劇を招く。
全員を壊す。
心も、何もかも。
何もかも、斬り付ける。
そういう狂気まで、許される精神。
この狂気がどこから生まれるか。
なにもかもわからない。
残された謎。
数日が経過した。
みさき、拓実。
破壊の時。
5月人形についていた剣を研ぐ。
そうして、切れ味抜群の剣が生まれる。
そして、リコーダーの筒にいれて、登校する。
この間は、頭が混乱していた。
でも、拓実と出会った瞬間。
終わりの時を刻む。
そして、教室に着いた。
悲しみが始まる。
教室に着いた瞬間。
男子に馬鹿にされる。
その瞬間。
拓実が、リコーダーの筒から、剣が出てきた。
その段取りを見て、みさきも取り出す。
そして、暴れだす。
悲しみは幕を開けた。




