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はじまりの傷  作者: Neru
特別編
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10/11

10 オシマイ

タイトルが某アニメと一緒ですが許してください

このままの生活を、楽しいと思えるわけがない。

真っ白な世界を、楽しいと思わない。

でも、楽しみたかった。

でも、それは過ぎた願い。

すべての気持ちを消された。




惨劇をひっくり返して、2010年初夏。

泣かないで、みさき。

「僕が助けてあげるよ」

拓実の声。

ちょっとだけ、安心できた。




惨劇の日が近づいていく。2011年秋。

「みさきの馬鹿」

拓実の声。

絶望。

だから、こうして壊していく。




一回目の傷。2012年春。

この自殺は、ただの無駄死にだった。

精神を壊すだけの運動。

帰ってから、またいじめられるんだ。




二回目の傷。2012年夏

最後に暴れて、最後に死んだ。

しかし、神の予言は覆される

生きて帰らされた。




三回目の傷。2013年初夏。

いま起きている事件。

今、拓実と一緒に破壊活動をしている。

すべてを赤に染めて。



そして、自殺の時。

あらかじめ体育館に設置した、縄を首に掛ける。

そして、体を浮かせる。

涙を流しながら、気が遠くなっていく。


「拓実・・・・今までありがとう」

「うん・・・・・・・」


双方、死亡した。


この世界は、いずれ崩れるだろう。

今までありがとう!

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