20 食材購入とレベルアップ
マイ布団搬入完了!
そしてせっかくだから着替える!
異世界ファッションは地味めで着心地ゴワゴワだが、スッキリしたぞ! 今まで着替えてなかったからな。
「これはもう洗わないといけませんねえ。そういえば、洗い物の量もこれで2倍になりましたあ。いっちーとぶどまるが汚れ物を出さないのがありがたいですねー」
「えっへん!」
「えっへん!」
「それでも家に入る時はちゃんと足を拭いてくださいねー」
「はーい!」
「俺も青色ロボットのように浮いてたら良かったんだけどな。あ、レベル上がれば魔法で受けるんじゃね?」
「おお、できるのか」
「洗い物は、やっぱり溜め置きですかねえ。時間を作らないとできませんし」
「あ、じゃあ後で俺が洗濯するよ。今のところ俺お金稼げないし。それに水魔法と風魔法があれば、洗濯なんて一発だ!」
「おー、それではお願いできますかあ? 流石にジングには頼めませんし」
「なんで、ああ、そうですね」
そしたら毎回ブラ見れますもんね。
「ぶどまる期待してますよー」
「任せとけ!」
食材を買いに来ました。
「お、いらっしゃい!」
「ブーズさーん、また買い込みに来ましたー。今日から買い込む量が倍になりますー」
「たしかに、大所帯だな。倍どころじゃないようだが。こいつらが噂のよくわからないやつらだな」
「いっちーです!」
「ぶどまるです!」
「どうも。ジングです」
「フレリアはこんなもやし野郎がタイプだったのか」
「えー、いいじゃないですかー。ゴツいのはタイプじゃありませんしい」
「がっははは! まあ、しっかり買っていけ。お前らもよく食えよ!」
「はーい!」
「はーい!」
さて、食材屋に来たはいいが、正直よくわからん。
地球の野菜と似たようなものはあるけど、やっぱりここは異世界。全く同じというものはなかった。
あ、でも家で使った野菜はわかるぞ。あとスパイスと、干し肉もあるな。
「お肉もここで買えるんですね。干し肉ですが」
「はいー。というかあ、基本生肉は売ってないので高級品ですよ?」
「あ、そうなんだ」
意外、でもないか。保冷スペースないもんな。
「あれ、それじゃあ昨晩のステーキは?」
「あれはデナッツ達と倒した、ワイルドキラーボアのお肉ですー」
「なるほど」
あれモンスター肉だったのか。かなり美味しかったな。流石ファンタジー味。
「俺これがいいー!」
「俺これとこれー」
いっちーとぶどまるがホイホイ野菜や果物を選んでいく。
「フレリア、二人を止めとく?」
「いいえー、基本いろんなものを食べた方が体に良いですしいー。予算内であれば何を買ってもいいですよ?」
「そっか。それじゃあ俺も。あの、油ってあります?」
「あるぞ。無いとフライパンにくっつくからな。ほら、この小瓶だ」
「この量で売ってるのか。それじゃあ揚げ物は作れないな」
「揚げ物? 油を使うんですかあ?」
「うん。油を水みたいにたっぷり使って、そこに食材を入れて火を通すんだ」
「へえー」
「初めて聞く料理だなあ。坊主、どこでそんな料理を憶えたんだ?」
「前いた世界です」
ブーズさんと話をしながら買い物を済ませる。
結果的にはいろんな野菜と干し肉、調味料、あと大量の芋っぽいやつを買った。
フレリア、ポテサラ好きすぎだろ。
更に卵も2つ買ってもらったんだけど、これがかなり大きい。俺の顔くらいの大きさがある。ただ生モノだから保存が効かないし、割れやすいから多くは買えないとのこと。
じゃあ今日は卵料理だな。
「ああ、そうだ。フレリア。明日食材の積み込みとおろしをやってもらいたいんだが、いいか?」
「はいー。いいですよー」
「時間は正午頃だ。頼むぜ」
「わかりましたー」
「あ、そういう仕事なら、俺も手伝えるかな? フレリア、ブーズさん。どうですか、俺も使ってみませんか?」
「俺達もな!」
「なんでもやるぜ、任せろ!」
「おお、そうか? つっても報酬は1人分しか出せないが、それでもいいか?」
「居候の身ですし、やります」
「ジング、別に無理して手伝わなくてもいいんですよー」
「いやでも、明日の予定もないし。ブラブラするよりはなにかしたい」
「なんだフレリア、こいつプーなのか?」
「まあ当たらずとも遠からずですねえ。今職探し中なんですよお」
「そうか。じゃあ頑張んな!」
「俺、頑張ります!」
「俺達もな!」
「任せろ!」
明日のお手伝いを申し込んだら、今日の買い物代をまけてくれた。
よし。頑張るぞ。
「レベルアップ!」
帰り道、突然ぶどまるがそう叫んだ。
「え、ぶどまる。そんな急に?」
「日光浴のおかげだな!」
「そっか」
凄いな、やっぱお前達。
「なかなか便利な存在ですねえー」
「これで魔法の腕も上がったぜ!」
「それは凄い。じゃあもう薪で稼げそう?」
「それはまだだな!」
「そっか」
「俺ももう少しでまたレベルアップだ!」
「頼りにしてるぞ、二人共」
「はーい!」
「はーい!」
お肉のことについて修正しました。




